- 2010-03-05 (金) 9:42
- すてきな人たちの話
3月になって、卒業シーズン。
あらためて、学生時代のこと、
どんなことを覚えているかな、と思い出してみました。
すると、不思議なことに
どちらかというと、
よくないことのほうが心に残っていることに気がつきました。
うまくいったことより、うまくいかなかったこと
たとえば…
- おつきあいした彼女より、ふられてしまった彼女のこと
(注:ふられてばかりいたから、ではありません) - いい成績をとったテストより、やばかったテストのこと
(注:いい成績をとったテストもありました) - たくさんほめてくれた先生より、いっぱい怒鳴られた先生のこと
(注:しつこいですが、怒鳴られてばかりだったからではありません) - 3回戦にいった大会のことより、1回戦負けした大会のこと
- ならってたピアノより、ひけなかったギターのこと
という感じです。
少し考えてみると、そういう失敗やくやしい思い出が、
人を成長させていくのかもしれません。
というのも、くやしい思いを覚えていれば、
もう一度、取り返したいと願い、
チャンスが来たときにそれを逃さず、
いままで以上の歩みを手にすることができます。
反対に、悔しい思いを覚えていなければ、
もう一度、取り返したいとも願わず、
チャンスが来てもそれに気がつかず、
いままでと同じ歩みをくり返すことになります。
2位に満足しない男のことば
リッキー・ファウラーというプロゴルファーは、
将来を大きく期待されている新人です。
2年目のフェニックス・オープン、
1年目と同じ2位に終わってしまいました。
そのときのインタビューのことばです。
勝ちたかった。あと一歩だった。
でも、いきなりジャンプはできないって、わかっているんだ。
2位に何度も入っていれば、いつか2位が1位になるチャンスが巡ってくる。
だから2位が2回で十分と思ってしまったら勝つチャンスは減る。
それに、去年の2位には興奮したけど、今日は2位が当たり前に感じられた。
(2010年3月4日朝日新聞夕刊「素顔のプロたち」より)
もし、これを読んでいるあなたが、
悔しさや心残りを胸に卒業していこうとしているなら、
ぜひ、それを忘れないでほしいと思います。
これからの歩みの中で、
それを取り戻せるチャンスは必ずあるはずですから。
 
 
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