- 2010-04-06 (火) 11:41
- すてきな人たちの話
このごろ、ちゃんと本を読むことを心がけています。
読んだら読みっぱなしではなく、
まとめておくことも心がけます。
というわけで、ブックレビュー。
教会の月報誌「シャローム」からの転載です。
聖書を読んだサムライたち もうひとつの幕末維新史
いのちのことば社 2009-12-11
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by G-Toolsこの本は、もうひとつの幕末維新史だ。日本に聖書の教えが浸透していたとは!!
この本には、文明開化のころ、日本が欧米からの宣教師を迎え入れたときに、キリスト教と接した人物たちのことが記されています。勝海舟、福沢諭吉、大隈重信、新島襄、内村鑑三、新渡戸稲造など、おなじみの人物たちと宣教師たちとの接点があったことや、思想の面でも大きな影響を受けてきただろうことが紹介されています。また、大河ドラマで「龍馬伝」が放映されていますが、坂本龍馬を斬った男、今井信郎の歩みも知ることができます。
これまでの歩みがもはや当たり前ではなくなり、新しい社会が築き上げられていく中で、人々が聖書の教えにふれて、何を感じとり、どのように自分たちの歩みに生かしていったのか、大変興味深いエピソードばかりです。歴史の好きな方におすすめなのはもちろんのこと、キリスト教がもつ大胆な信仰的側面を身近に感じたい方にも、おすすめです。真剣に生きる人々が聖書のメッセージをどう受け止め、自分のものとしてきたか、そのことが後世にどのような影響をもたらしたか、理解することができるでしょう。
特に、直接の信仰をもつようになった者も、そうでなかった者も、聖書の教えの神髄にふれた者たちは、それぞれが果たすべき使命に懸命に向かっていきます。ある者たちは教育でした。ある者たちは福祉でした。ある者たちは医療であり、ある者たちは政治でした。わたしたちの現代社会の底辺には、西欧のように、というだけにとどまらない、「キリストのように」という精神が流れているようにさえ思えます。
もし、百五十年後、二一六〇年にわたしたちのことが振り返られるとしたら、どんな記述になるのでしょうか。わたしたちもまた、歴史の一ページで神の御業を経験しながら生きているのだ、と大きな励ましを受けました。
 
 
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