どうも、早起き牧師の中澤信幸です。
2017年8月23日水曜日、第143回目の放送です。
今日は、あこがれても同じように真似しなくていい、というお話をします。
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2017年8月23日水曜日、第143回目の放送、お相手は中澤信幸です。
憧れの存在
憧れの存在って言う人がいますよね。その人のことを見ていると、こういうふうに真似をしたいな、ああいうふうに真似をしたいなー、と思うようになります。でも、今日はですね、全ての良いと思われることを真似しなくてもいいんだって言うお話をしたいと思うんです。憧れの存在を見てこれを真似しよう、あれを真似しようと思った時に、本当にそのまんまを全部真似しなくてもいいんだよ、っていうことですね。
仕事の先輩を見習って
ちょっとした例で考えてみましょうか。たとえば、営業の先輩がですね、非常に言葉巧みにプレゼンテーションをして、商談を成立させてきた。その様子を見ていてですね、すげーなー、俺もあいう風になりたいなあ。ああいうプレゼンテーションの仕方、言葉の使い方、映像の使い方、ああいうふうになりたいな、と思う。
本当に真似をするのか?
本当にそれを真似した方が良いかどうかって言った時には、少なくとも2つぐらいのことは考えてみた方が良いと思うんです。
一つはですね、そもそもキャラクターとかタイプとか、そういったものが同じかどうかって言うことですね。自分が本当にその先輩の憧れの姿と同じようになるのか。同じようなタイプなのか。もしかしたら、自分はもっとじっくりじっくり一つ一つ言葉を選びながらのタイプなのかもしれませんよね。そもそも営業と言うよりはむしろ裏方の方が向いているかもしれません。ものを作るほうの立場かもしれませんし。憧れているからといって、必ずしもそのキャラクタータイプと同じかどうかはわかんないわけですね。そのことを一つ考えてみた方が良いでしょう。
もう一つはですね、仮にだいたいの方向性が同じかなと思ったとしましょう。そうすると、次はですね、真似するって言っても、何を真似するのかって言う部分になってくるわけです。その人の言葉遣いとか、使ってる写真とか、或いは画像の作り方とか、そういうのを真似するのか。もしかしたら私にとっては、もっともっと初歩的な段階、例えば商談の内容の部分に、まだまだ未完成なところがあるとかですね。あるいは、自分はまだまだ経験の数が足りないとかですね。自分にとって必要なことと、その真似をすることっていうのが、かみ合わない場合があるわけですよね。レベルって言うのかな、段階っいうのかな、そういうのがあるような気がします。
そうすると全ての良いと思われることを、必ずしもを真似をしなくていい、ということになってきます。
自分の側にたぐりよせて
では、どういうふうに考えたら良いのかなっていうことをお話ししたいと思うんです。自分にとって、次の一歩は何だろうかっていうふうに考えるチャンスになるといいんだろうと思います。
憧れ、真似したいなと思う気持ちは、とても良いことで、向上心につながっていきます。そのこと自体は、素晴らしいことです。今度はそれをですね、自分の側に手繰り寄せて考える。自分にとってじゃあ必要なことは何だろうか?次の一歩は何だろうか?自分にとってチャレンジしていきたい次のことは何だろうか?
ときには、だから真似をする、という場合もありますし。ときには、そのことに刺激を受けて自分は次のことを頑張ろうという場合もあるでしょう。そのことは自分にとっても大切に思えたけれども、自分の方向性はそうじゃないな、と気づいて、自分のすべきことに取り組むこともあるでしょう。
自分にとっての次の一歩
自分の元に手繰り寄せて、次の一歩を考えてみる。私も人の真似をするという事を繰り返してきたかなと思っているんですね。でも、そのたびに、真似って無理なことは続かないんですよね、結局は。だから、私にとってということを、このごろずいぶん考えるようになりました。
皆さんも、あなたにとって次の一歩、ぜひ考えてみてください。
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