どうも、早起き牧師の中澤信幸です。
2017年8月28日月曜日、第146回目の放送です。
扱いづらい人、短所のある人との関わり方についてお話しします。
Podcast: Download (Duration: 6:54 — 4.7MB)
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2017年8月28日月曜日、第146回目の放送、お相手は中澤信幸です。
チョコレートとアイスクリーム
チョコレート、アイスクリームといったら共通点は何でしょう?甘くて美味しいということですね。でも、一方で、もうひとつの共通点があります。それは暑いと溶けるということです。もちろん、暑いと溶けてしまうのは使いづらいことです。でも、口の中に入れた時に溶けるっていうことがもたらす美味しさは、格別のものになりますよね。この両面があるのが、チョコレートであり、アイスクリームなんだと思います。
夏の扱いの難しさは、もう言うまでもありません。せっかくお店で買ってきたチョコレート、アイスクリーム。でも夏の暑い中を歩いて帰ってきたら、家に帰ってきたら、すでに溶けていた。そんなことはあり得ることですよね。
短所、長所、両方の面
良いところと扱いづらさというのは、紙一重です。アイスクリームやチョコレートが、もし溶けないものだとしたら、全然美味しくないんだろうと思いますしね。でも、美味しいからといって溶けてしまうと、非常に扱いが難しいものにあります。その両面を持っているのがアイスクリームであり、チョコレートなわけです。
そんなアイスクリームやチョコレートを美味しく食べるためには、もちろん工夫が必要です。冷蔵庫や冷凍庫があれば大きな問題はないと思います。また、お店から帰って来る時にはですね、保冷剤を入れるとか、あるいはドライアイスを入れてくれるとか、そんなこともありますよね。そういうふうにして、そのものが持っている、ちょっと扱いづらさ、難しさというのをカバーしながら、美味しいところを引き出して食べる。これが工夫です。
その人がもつ個性の両面
人材の活用についても結構同じことがあるかなーと思って、このことを考えていました。むりやりなこじつけなんですけど。人の魅力というものと、それが持っている危うさというのは、両方の側面があると思うんですね。大胆な人というのは、非常に魅力的な大胆さがある一方で、なかなか人と上手くやっていくことができない。人からはみ出してしまう。そんなことがあるように思います。逆もまたしかりですね。繊細な人、よく気がつく、そういう人っていうのは、そういう細やかさに非常に大きな魅力があるわけです。が、人の中で一緒にやっていくと、いろんな人の声や状況にあまりにも敏感になりすぎて、なんていうんでしょうか、もろくなるというか、弱々しくなってしまう、というか。そういう場面もあありますよね。
人を活かすための工夫
人が持っている魅力はプラスに出れば強いけれど、マイナスに出ればちょっと難しい課題になる。本人に気をつけろと言ってもですね、これは無理があるような気もするんです。まぁ、ある意味で個性ですからね。もちろん、ある程度は自分でも気をつけて工夫してもらう必要があるでしょう。けれども、その人の持っている強みを最大限に活かそうと思えば、おそらく課題をカバーする工夫をしておかなければいけないだろうと思います。あなたがもし、人を用いて仕事をしよう、という立場であるならば、ぜひ持っている良さ、同時に使いづらさ、その両面に気を配っていただきたいと思います。
まずはその人のことを、受け入れるということですよね。この人はこういう人だ、というふうに受け入れる。好意的に受け入れると。そして、ではどうしようか、十分な配慮すること。チョコレート、アイスクリームに、保冷剤、ドライアイス、冷蔵庫、冷凍庫を用いるように。
ぜひ、あなたも一つの工夫をもって、その人を理解して欲しいと思っています。その人が生きるも死ぬもあなた次第だとしたら、あなたはどんなふうに関わろうとしますか。
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