どうも、早起き牧師の中澤信幸です。
2017年12月1日金曜日、第205回目の放送です。
チャールズ・スウィンドルの語った、気になるフレーズを紹介しましょう。
全文はこちらにあるもののようです。
Attitude (態度)|The Art of Living
Podcast: Download (Duration: 6:14 — 4.3MB)
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2017年12月1日金曜日、第205回目の放送、お相手は中澤信幸です。
何が起こるかは人生の1割
今私は、サーバントの本を書いています。みんなを幸せにする、私が仕えて生きる生き方、そんなものをお伝えするための本です。そのことの中で、ちょっと気になるフレーズを見つけたので、みなさんにご紹介したいと思います。
これはチャールズ・スウィンドルっていう人の言葉です。アメリカの有名な教会の説教者の人ですね。この人はこう言っています。「人生は何が起こるかが1割、残りの9割は自分がそれにどう取り組むか」
いつも起こる、思いがけないこと
そうですね、思いがけないことって起こってきますよね。皆さんが今週1週間の歩みを振り返ってみても、そう思われることがたくさんあるんじゃないでしょうか。例えば、仕事の上司に、仲間に言われた一言、お客さんが突然、ということ。友人からの急な連絡。あるいは家族の中ですぐに対応しなければいけないこと。
思いがけないことが起こってもう嫌になってしまう、っていうことがあるのではないかと思います。確かにね、そのせいでこうなってしまった!というのは簡単なことです。そこから出される結論も、簡単なことですね。仕方ないから、と言って諦めること。こうなってしまった、しかたないか、とあきらめれば、起こることに翻弄される人生になってしまうかもしれません。
言い訳しないで、あきらめないで
たった10%のことなんだって、と考えてみたらどうでしょうか。残りは自分が取り組む余地がある。これはただのきっかけにすぎない。スタートにすぎない。このことに自分がどう取り組むかが残り9割。それでどうにでもなる、というふうに考えてみたらいかがでしょうか。
私の姿勢、態度、取り組み、そんなものがずいぶん変わってくるのではないでしょうか。例えばですね、思いがけないことが起こった、どうしようかって。耐えるということもできると思うんですね。どのくらいが許容範囲かいうのはもちろん決めなければいけません。そのことをずっと耐えていていいのか、も考えなくてはいけない。ですけれども、本当に一時的ね、今回限りの事、しかも自分が忍耐できる範囲のことであれば、忍耐して終わりということもあるでしょう。
あるいは改善をするんだ、と言って、取り組むこともできると思います。もちろん、自分ひとりで取り組む必要はありません。周りの人に、親しい人に、実はこうこうこれこれのことで、と話して、協力をしてもらうことがあっていいでしょう。
残り9割を生きる
いずれにしても、そういうことの中で、どう取り組むか、どうこれと向かい合っていくのか、それがあなたの問われている所です。状況をしっかりと受け止めた時に、さぁ、それでは自分はどうしたらよいのだろうか。何ができるのだろうか。何をしようとするのだろうか。考えてみて欲しいですね。
それが残り9割を生きることであり、それによって、人生を支配されて生きるのではなくて、自分が主体的にこれを取り組むことができるようになるはずです。周りのせいでと人のせいにすることなく、状況のせいでとあきらめてしまうことなく、ぜひ自分に与えられた歩みをこれでやり切ったと思えるために、残り9割の部分で私たちができることをしたい。本当にそう思います。
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