どうも、早起き牧師の中澤信幸です。
2018年4月12日木曜日、第299回目の放送です。
イエス・キリストが語られた幸いのひとつを紹介します。
Podcast: Download (Duration: 5:16 — 3.6MB)
どんな悲しみ?
「悲しむ人々は幸いである。その人たちは慰められる。」
イエスキリストは、こうおっしゃいました。マタイの福音書5章4節に書かれている言葉です。
悲しむ人々って、どういう人でしょう?ここで言う悲しみは、非常に強い感情を表す言葉です。先週の心の貧しい者、打ち砕かれた者の心の思いを表すのが、この悲しむ者です。嘆き悲しむ、泣き叫ぶ者という意味があります。
なにを悲しむのか?
では、一体なにを嘆いているのでしょうか。私たちの上に降りかかる悲しみ、身の上の不幸を嘆くということにとどまりません。神に背いてしまって、退けられている、そういうことを知り、嘆いている者は幸いだと言うのです。
なぜならば、慰められるから、です。その慰めは、もちろん神の憐れみによるものです。神ご自身が、私たちに臨み、回復を与えてくださいます。
神の前に嘆き、神に慰められる
もし、私たちが自分の身の上の不幸を悲しんでいるだけであるとしたら、解決した、回復した、解決しない… そういう悲しみ、喜びに終始することになるでしょう。しかし、神の前に嘆くことを知っている人は、神が憐れんで回復してくださることを経験します。
そういう幸いを、イエス・キリストは語っています。神の前に嘆き、神によって慰められる、それを知る者は幸いである。
私たちの歩みは、日常の一喜一憂に振り回され、そのことで心がいっぱいになってしまいます。そんなとき、神との関係に目を向けながら、心穏やかに、喜びに満ちた歩みを与えていただきたいですね。イエス・キリストは、そういう人生のあり方を私たちに語りかけています。
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コメント
中澤先生
私はクリスチャンであるにも関わらず、日に日に自分の罪に苦しみ、自分は神に受け入れられているのだろうか、御国へいけるのだろうかとの疑いや不安から、終わりなき苦しみにもがいておりました。
悲しむ者は幸いの本当の神様からメッセージを聞き、主が語ってくださったと感謝しています。
素晴らしいお働きをありがとうございます。
神様の言葉だけが、人を慰め、回復し、立てあげますね。
ありがとうございました。
油井さん、コメントをありがとうございました。
神様は、確かに油井さんのことをしっかりご覧になっていてくださり、
怒ったり、裁かれたり、というのではなく、
確かな導きを備えてくださっているはず、と信じています。
これからの信仰生活も、祝されるように願っています。