0136 大人だって成長している

coverart

 

どうも、早起き牧師の中澤信幸です。

 

2017年8月14日月曜日、第136回目の放送です。

 

大人でも成長できるんだということをお話します。

 

 

[note]

2017年8月14日月曜日、136回目の放送、お相手は中澤信幸です。

子どもたちの成長

先週、教会の子どもたちが、夏のキャンプに出かけてきました。帰ってきた様子で、本当に楽しい日を過ごしたことがわかりました。教会学校の先生たちから、子どもたちが成長していたねと言う声が多く聞かれました。子どもたちは1年経つと、去年できなかったことができるようになり、成長の様子がすごくよくわかった、というんですね。

大人も成長できる?

そのことを聞いて、同じ1年でも大人の成長ってどうなんだろうな?と考えさせられました。どうでしょう、皆さんは1年前よりも自分が成長しているという実感がありますか?

いつも同じような生活をしているから、なんとなく成長といってもなぁ、それが私の実感です。時間の流れもですね、子どもの頃よりも1年があっと言う間にたってしまって。こんな短い間に、何か変わったことなんかないよな、と思ったりもします。

それにですよ、成長というよりは、どちらかと言うと、なんかこの頃集中力がなくなってきたなとか、疲れやすくなってきたなとか、体力なくなったしなとか。なんか衰えを感じることの方が多くなってきちゃったりするんですね。大人には成長ってないんでしょうか。

実感しにくい大人の成長

実は、大人にも成長はあります。実感しにくいのは、成長曲線のせいだと思うんです。それはですね、曲線なんですね。右肩上がりにずっと同じペースで成長していくのではなくて、成長する曲線があるって言うんです。

成長曲線は、本当に一番最初って言うのはなかなか成長しなくて、地道なところなのでちょっと横ばいなんですね。それを越えると急に成長していく段階がありまして、それが落ち着くと今度は徐々に徐々に成長していく段階と言うのがあります。それがやがて高原状態ですかね、落ち着いていって、それから衰退していく時期につながっていきます。

大人になって成長が実感しにくいというのは、成長曲線のグッと伸びる時期をなかなか経験することができないからです。実は私たちは成長していないのではなくて、成長を実感できるようなことに関わっていない、というだけです。

成長を実感するには新しいことを始める

では、成長を実感できるようなことに関わるって、どうしたらいいか。まずひとつは、新しいことに関わる。新しいことに挑戦してみる。これをすれば、必ずと言っていいほど、できることが増えていくことになりますので、自分の成長を実感できます。新しい趣味を始めてみるでも良いですし、仕事で新しいプロジェクトに関わるでもいいです。部署が変わって、今までしていなかったこと、技術を覚えなければいけない、それでもいいです。最初はうまくいかないこともあるかもしれませんけれど、ある時からぐっとそのことが身に付いてくる段階がきます。すると、新しいことができるようになったな、と成長を実感するようになります。

成長を実感するには人を教える

次にもうひとつ、成長を実感できる機会は、人に教えるようになることです。ちょっと不思議なんですけれども、自分が取得してきた経験とか、体験というのを改めて振り返る。もう一つそのことの理解を加えていったり、そのことを習熟していったりする。そのことによって、同じ到達レベルなんだけれども、さらに深く理解することになっていって、今までとやっぱり違うなっていう、成長を実感することになっていくでしょう。

 

新しいことに挑戦する、誰かに教えてみる、そんなことをするときに、人としての成長の段階が実感できるんですね。ぜひ何かしらのことで、今も成長しているんだな、という実感を持てるチャンスがあるといいですね。

[/note]

 

「あさのば」は、購読登録がおすすめです。

 

働くみんなの朝の番組「あさのば」
働くみんなの朝の番組「あさのば」
中澤信幸(キリスト教牧師✕ライフコーチ)

元気になれる話題、役に立つ人生の知恵、心に残る名言、格言などをお届け。一日のスタートにぴったりなインターネットの朝礼番組。

コメント

  1. こはる日和 より:

    私も老人力が増した・・・と感じることばかりです。
    あれっ、何りを取りに来たんだっけ?
    今日のお昼は何を食べたんだっけ?
    などなど・・・。

    でも、今日のお話を聞いて一つの成長に気が付きました。
    図面が見れるようになったことですっ!!

    見積を作成するのに、どうしても図面が必要でした。
    私は「図」とつくものが苦手です。
    地図も読めないですし。。。

    しかし、仕事では避けて通れないので、
    一年間見続けていたら、何となく
    組図、部品図などわかってきたのです!!

    ほんのわずかですが、成長しているんですね。
    気づきを与えてくださってありがとうございました。

タイトルとURLをコピーしました