0168 生きるとは、人生の目的に長い時間かけてYESと言い続けること

 

どうも、早起き牧師の中澤信幸です。

 

2017年10月4日水曜日、第168回目の放送です。

 

もうやめたいな、あきらめてしまいそうだな、という自分を励ましてあげるためのお話しです。

 

 

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2017年10月4日水曜日、第168回目の放送、お相手は中澤信幸です。

 

20時間以上の長い旅

今、アメリカの東海岸から6名の方が私のところに遊びに来ています。正確に言うと、遊びにきているわけではないんですね。この方々は向こうの教会の方々で、こちらの教会にお手伝いに来てくれている、そういう方々です。

いやー、アメリカの東海岸からの旅というのはですね、本当に長い時間なんだなーっていうことを聞いていて、わかりました。まず向こうでですね、空港に行くまでに3時間ぐらい。なんでそんなかかるかっていうとですね、いちばん東京の羽田に来るのに良い、便利な飛行機に乗るために、そこの空港までまず移動するんだそうです。それが3時間で。国際線ですので、そこで2時間ぐらい待つのでしょうか。

そこから13時間のフライトで羽田に着く。13時間ですよ。凄いですよね、半日以上ですね。そして、羽田につきました。荷物を受け取って、入管ですかね。また1時間ぐらいかかってましたね。その後、荷物を受け取って、バスに乗ってですね。私たちのところに来るまで、やっぱり二時間はかからないですけど、 1時間半ぐらいかな。

そうすると、向こうで3時間、2時間待って、13時間乗って、これで18時間。出てくるのに、1、2時間、バスで1、2時間だから21時間。20時間以上ですね。そういう旅をずーっとして、ここまで来てくれたわけです。遠い中、よく来てくれたなぁと思いました。

 

YESと言い続ける人生

で、このことを考えていたときに、私はある人が言った言葉を思い出していたんです。「人生を生きるというのは、人生の目的に長い時間かけてYESを言い続けることなんだ」って。生きるということ、人生の目的に長い時間かけてYESと言い続けること。

それはね、ひとつひとつの選択ってことなんですよね。毎日毎日の選択の中で、生きる人生の目的にYESと言い続けることによって、それを積み重ねた結果が人生になっていくんだ。今日の小さなこと、明日の小さなこと、ひとつひとつの選択にイエス、イエスと長い時間かけて言い続けていく。

 

長い旅の間、選択の連続

長時間の旅っていうのは、まさにそういうことだと思うんですよね。日本に行くということ。その目的に対してですね、一つ一つの場面でそっちのほう、そっちのほうって。積み重ねていくわけです。

もうやだなあ、飽きたなー、しんどいなーとか思って、戻るボタンを押さない。進むボタンを押していく。道も戻る道を選ぶのではなくて、進む道を選んでいく。機内食で、魚か肉かを選ぶのは、あんまり関係ないかもしれませんけど。

一つ一つの場面で、自分が今歩こうとしているところにふさわしい選択を長い時間かけてし続けていくことですよね。それが私たちの生きるっていうことなんだ、と。

 

まず、目の前の選択を

今ね、やめたいなーと思っている方とか、あきらめてしまいそうだなぁと感じている方。ときには、本当にあきらめなければいけなかったり、本当にやめて方向転換しなければいけないときってあると思うんです。そういう場合には、勇気をもって決断することを大事にしてください。

ただね、何気ない時にもうやめちゃおうって気軽にやめてしまうとね。あとで後悔するんじゃないかと思います。長い時間かけて、YESと言い続ける歩みの中には、しんどいときとか、あぁもうダメだなぁと思う時とか、いろいろあると思うんです。そんな中で、時間をかけてイエスと言い続けて行って、振り返ってみれば「ああいう時期もあったよなあ」「ひとつひとつのことにイエスと言い続けてきて良かったな」っていう日がきっと来ると思います。

ぜひ、自分の今日の一日、明日の一日、その選択を一つ一つの場面でのしっかりして欲しいなぁ、とそう思っています。応援していますよ。

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[bctt tweet=”「人生を生きるというのは、人生の目的に長い時間かけてYESを言い続けることなんだ」” username=”nobun”]

 

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中澤信幸(キリスト教牧師✕ライフコーチ)

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