「ありがとう。バディ」を読みました。

ありがとう。バディ

小学校に、犬がいたら… という
夢のような話が現実になっている
学校と先生と生徒の話。

ありがとう。バディ 学校犬、その一生の物語

立教女学院小学校で
いまも続けられている学校犬の取り組みを
紹介している本を読みました。

レビューしてくれるなら、
一冊差し上げます、というお誘いにのっかって、
夏前にいただいていた本です。

いまさらですが紹介します。

ちなみに、私は、犬でも猫でも、動物が苦手です…

小学校で、みんなの仲間として犬がいる、という状況は、
教育的にどんな効果をもたらすのだろうか、と考えてみました。

  1. いのちの現実にふれることができる
    学校犬バディは学校で生活しながら、出産もしました。
    そして、生徒たちに親しまれながら、いのちの歩みを終えました。
    生徒たちは、ふだんの生活でなかなか経験することのできない、
    いのちの歩み、誕生、死にふれて、現実を知ることができたでしょう。
  2. 愛されて生きるすばらしさを知ることができる
    教育の現場では、点数や順位をつけることも多く、
    できる生徒が優遇されるのが通常です。
    学校犬バディは、ひたすらケアを必要とする、一段低い存在でした。
    しかし、生徒たちはその姿からできるできない以上に大切なこと、
    存在自体の尊さを知ることができたでしょう。
  3. ルールの大切さを実感することができる
    学校犬がいる、というのは、吉田先生の存在を含め、
    とてもありえないことです。
    そのありえないことが持続するためには、生徒たちも
    意識して守らなければいけないルールや秩序がありました。
    その意味と実際をよく理解することができたでしょう。

 

もしかして、私の人生の中に、ペットがひょっこりおじゃまするようなことが
あったら、私の人生はガラッと変わるのかもしれない、なんて思いました。

とりあえず、孫が女の子で、吉田先生と学校犬がまだいたら、
立教女学院小学校に入れてあげてもいいかな。

 

この本、近々お誕生日を迎える、という小学生の女の子にプレゼントしました。
きょうもいい人。

でも、その子が犬を飼いたい、と言い出して、家族が困っちゃったら、ごめんね。

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