ポッドキャストの中の人010 Automagic

x-default どうも、中澤信幸です。

今回のインタビューは、第5回AccSellポッドキャストの方々からご紹介いただきました。

Automagicの長谷川恭久(@yhassy)さんです。

WEB業界でデザイナーとして活躍中の長谷川さんに、ポッドキャストの可能性なども含めて、お話をうかがいました。

[note]Automagicは、WEB周辺のデザインやテクノロジーについて、いろいろな方とお話をするポッドキャスト番組です。実際に、現場のお仕事で活躍中の方々を迎えて、長谷川恭久さんがトークを繰り広げます。だいたい2週間に一度ぐらいの頻度で、興味深い会話に耳を傾けることができます。最新の動向はもちろん、WEB業界で働く方々がどんなことを考えているのか。そういったことも聞くことのできる貴重な番組です。[/note]

長谷川恭久さんへ10の質問

1. 収録環境は?
Skypeを利用したオンライン収録が多い。理由は、ある程度の音質で会話を録音できるため。また遠隔の方にも気軽に出てもらえるため。
2. 収録機材は?
PCにインストールしたAudio Hijackというアプリケーションを用いている。skypeごしの相手の音声、および自分の側の音声などを、入力。アプリケーション上での録音。
3. ネタ収集、番組準備はどうしていますか?
会話のダイナミズムを重んじているので、あまり準備をしないようにしている。ゲスト選びは、自分が会話をしたいと思っている方々にお願いしている。
4. 録音のときに気をつけていることは?
ちゃんと録音できているか、録音しわすれがないか、音声レベルは適正か、チェックしながら録音している。
5. 編集方法は?
相手の音声と自分の音声をミックスして録音した音源を、Adobe Auditionで編集。ホワイトノイズの除去、音量の調整、ノーマライズなどを自動化したコマンド実行。会話の流れなどをスムーズにするために余計な部分をカットしたり、など。適切な程度の編集の負担になるようにしている。番組時間の2?3倍の時間をかけている。
6. 公開のための利用サービスは?
Tumblrを利用。手間なく、ある程度の見栄え、プレーヤーの埋め込みなどが便利だったので。以前からのRSSフィードに流している。
7. 宣伝や番組アピールはどうしていますか?
TwitterとFacebookなどで告知を流す。積極的なフィードバックが期待できないし、PRするおもしろみが少ないので、あまり力を入れていない。
8. リスナーとのコミュニケーションはどのようにしていますか?
反応はあまりないが、リアクションに関してはその場で応答している。リアルな場での会話などにポッドキャストの反応が得られる場合があるとうれしい。
9. 番組を続けるコツは?
クオリティの下げ具合を学ぶ。できるだけ楽に更新しつづける加減を見つける。
10. あなたにとってポッドキャストとは?
「表現方法のひとつ」自分にあうメディアを選ぼうとするときの、ひとつの可能性。

長谷川恭久さんとの収録を終えて

人と人との関わり、お仕事のあり方などをデザインされている長谷川さん。

お話を伺っている中で、ご自分のポッドキャスト、ポッドキャストを通しての関わりなども、すてきにデザインされているのだな、と教えられました。

会話のダイナミズムに魅力を感じている、ということでしたが、その言葉のとおりでした。長谷川恭久さんとの会話によって、私もポッドキャストの中の人としての自分が鼓舞された、というか、大いに刺激を受けました。

ポッドキャストについての、こういう会話が繰り広げられ続けていくことが、ポッドキャストがなくなってしまわないために、どうしても必要なのだろう、と考えました。

ちょうど10回目でしたし、ただのインタビューだけでない機会としていただけて、感謝でした。

 

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