どうも、早起き牧師の中澤信幸です。
2017年7月5日水曜日、第108回目の放送です。
未来の歩みに影響を与えてきた、私たちの未来を作ってきたことばについて、お話します。
Podcast: Download (Duration: 7:58 — 5.5MB)
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2017年7月5日水曜日、第108回目の放送、お相手は中澤信幸です。
未来を形づくることば
今度の日曜日の礼拝から、聖書の話ですが、「未来を形づくることば」というシリーズを始めていきます。全4回のシリーズです。その中で、私たち一人一人が、受けてきた、影響を受けてきた言葉を取り上げてみたいと思うんです。そのあとで聖書の中で私たちの未来を形作っていく言葉も紹介したいと思います。
そんなわけで、今ですね、教会のみなさんに、あなたの未来を形作ってきた言葉を教えてください、とお願いをしています。あなたからも、ぜひそれを聞かせていただきたいな、と思ってるんです。
未来を形づくるって、なんかちょっとオシャレな言い方っぽくしてますけど、要するに影響を受けてきた言葉の事ですね。あの時、あの人が、こんなふうに言ってくれた、それが私にこういう影響を与えた。それを教えていただきたいと思っているんです。
中学校の先生に言われた一言
私にもそういう影響を与えてきた言葉がありました。私の未来を形作ってきた言葉です。それはいくつもあるんですけど、ひとつよく覚えているのは、中学校時代のことですね。
中学校時代に、私と友達はですね、とてもやんちゃというか、腕白なというか、小学校時代はそれが笑い話で済む話なんですけど、中学の厳しい生徒指導の中では、なんとも笑い話じゃ済まないこともあったんですね。で、いつものようにちょっとした悪ふざけが高じて、先生に叱られてしまうことになりました。
その当時の生徒指導というのは、ちょっと怖いところがありました。印刷室の裏のところに、2畳か3畳くらいの生徒指導部屋がありました。そこに連れていかれてですね、正座をさせられて、そして今回のことはどうだったというふうに、お説教されるわけです。もうですね、話を聞いていても、正座する方が辛いので、だんだんだんだん、何を言っているんだかよくわからないけど、とにかく悪かったな、ということだけわかる。そういう生徒指導でした。
でもですね、2,3時間続いたんじゃないかと思うんですけど、そういう中で一言先生が言った言葉っていうのが、今でも心に残っているんです。「お前はそんな人間じゃないだろ」とね。確かに悪いことをして、そのことを叱られているんです。やったことが駄目じゃないかいうメッセージなんです。けれども、その中にですね。お前は本当はそういう人間じゃないだろ。こういうことをして人に迷惑をかけたり、自分を傷つけたりして、そういうことをして生きていく人間じゃないだろ。お前にはもっと可能性があるじゃないか。もっといい歩みをして、人の役にたったり、助けになったり、そういうふうに貢献していく生き方、先生はそこまで言ってないんですけどね、お前にはもっと違う生き方があるだろうっていうことを言ってくれた。
このことばは、私の心によく残りました。後で、すぐにではなかったですが、自分がやっぱり本当は私はこういうふうにして自分本来の歩みを求めていくべきなんだ。自分の本来の歩みっていうのがあるんだ、と気付かされて、それを求める生き方が自分のものになっていきました。
あなたの未来を形づくったことば
そんなふうにですね、人の未来をつくっていく、人に影響を与えて、その人の未来を創っていくような言葉ってあると思うんですね。あなたも何か経験してきたことがあるんじゃないでしょうか。人生経験豊かな皆さんのことですから、いくつもそういうエピソードがあるように思います。ぜひ、ひとつふたつ、教えていただきたいと思うんです。あなたに対して、どんな場面で、誰が、それを言ったのか。どんな言葉だったのか、そのことがどう影響してきたのか、ぜひ教えてください。
この番組の中でも紹介したいと思っています。みんなでそのことを分かち合って、私にとっても必要なことだと心に留めたいと思うんです。そうやってみんなの未来を創っていく言葉になったらなぁと思っています。ぜひあなたの未来を形作ったことばを教えてください。是非ひとりじめしないでですね、ご自分の経験した言葉を分かち合って欲しいなと思います。
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