どうも、早起き牧師の中澤信幸です。
2017年12月11日月曜日、第211回目の放送です。
今週は、怒りの感情をどう対処したらいいか、お話します。
みなさんの対処方法も、ぜひ聞かせてください。
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2017年12月11日月曜日、第211回目の放送、お相手は中澤信幸です。
怒りにどう対処したらいいか
ある方から、こんな話をしてくれとリクエストがありました。それは、私の心の中に起こってくる怒りの感情をどうしたらいいのか、それをみんなで一緒に考えたいということでした。ぜひ皆さんからも、怒りの感情についてどうしたらいいのか、教えていただきたいと思っています。
この方がリクエストしてくれたのはこういうことでした。自分の中にを怒りの感情がわき起こってくることがある。それをどうしたら良いのかわからない。他の人が理不尽な行動をして私が被害を受けた、無責任な行動がある、そういうのが目につくと、非常に腹が立ってくる。腹が立つだけならまだしも、そのことをずっと考えてしまって、すごく嫌な思いになる。そのこと以外に他のことが考えられなくなるぐらい、自分の心がそれに支配されてしまうようになる。一体どうしたらいいんだろうか。
そういうことをテーマにしてくれたんですね。本当にありがとうございます。ご自分の生活の中で、自分の心がどういうふうに動いているのかをよく見て、私はこうなってるということに気がついていらっしゃる方なんだと思います。
わたしもあります、同じこと
この問題をみんなで共有したいと思います。こういうことはみなさんもおそらく感じることなんだと思うんです。よくあることで、誰にも例外はなく、問題だなと感じることでしょう。私も同じように感じることが多々あります。
特に思いつくのは、いつも難癖をつけてくる人ですね。(中略)みなさんも、そういう経験をされていることでしょう。
怒りはコントロールできない
怒りを感じること自体は悪いことではない、ということをまず確認しておきたいんですね。あっ、まずコントロールできないことですね。怒りの感情というのは、怒らないって決めたら、怒らなくなれるのかというと、そうではありません。物事あるいは人物、起こっている状況そのことに対する心の反応なので。その思いが自然に出てきてしまう。コントロールできないものですね。
悪いことばかりでもない
そして、怒りの感情自体は悪いものではないんだっていうことも覚えておきたいと思うんです。怒りの感情というのは、うまく使えば、物事を正していくためのエネルギーになるわけですね。こんなことが起こってはいけない、これは間違っている、これは正さなければいけない、そのために私はこうする、という。その原動力になっていき、私をにかり立てていくエネルギーになっていく。キリスト教用語では、聖なる憤りなんていいますけど。自分の中に怒りがあって、このことは正さなければいけないと立ち上がることができる。そういう感情としては怒りは悪いものでは無いわけです。
良くない感情としてひきずりやすい
ただそれが悪いものになっていく可能性が非常に大きいんですね。相手を破壊的なところに導くことを願うとか、ですね。自分の言動が荒っぽくなっていくとかですね。そういう悪いことに自分を傾ける感情であると言えるでしょう。
そして、もうひとつ厄介なのは、引きずるということですね。その時に、そう感じた、でもまあそれはそれでというふうに片付けられなくて、自分の中に残ってしまう。いちいち行動を左右したり、あるいはずーっとその人の人生を支配したり、そういうふうにして、怒りって残ってしまいうる感情だっていうところに、厄介さがありますよね。
あなたはどうしていますか
3つのことをお話しました。コントロールできないものですよ、ということ。必ずしも悪いことばかりでは無いですよ、ということ。残ってしまうところ、生活に非常に大きく影響してしまうところが厄介ですよ、ということ。
そこまで今日はお話ししてですね、じゃあ皆さんは実際にはどうしてますかっていうことを聞きたいと思うんです。日常の中で腹が立つ人、頭にくることがあると思うんです。そのときどうしてますか?どういうふうにしてそのことに対処していますか?ぜひ聞かせてください。
皆さんからの声は、金曜日に紹介をしたいと思います。木曜日のお昼ぐらいまでに、私はこうしてます、と教えてくれればと思います。簡単にで構いません。ぜひ、コメント、ツイッター、メールなどで声をお寄せください。
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