質問(1)
前のリーダーからバトンを受け取って、チームを引き継いだわけですが、
自分でチームを始めるのと、チームを引き継ぐのは、どちらが難しいですか?
回答
チームの状況、リーダーのタイプ、その他の多くのことが影響しますね。
簡単ではありませんが、十分にやりがいのあることだと感じています。
35年間がんばってきた先輩のリーダーから、
現場の責任を引き継ぎました、中澤信幸です。
わたしにとって、責任を引き継ぐことは、難問中の難問、
不可能に近いこと… ではありませんでした。
3つのことが好条件としてそろっていたと思います。
- 引き継ぐグループが、リーダーの交代を前向きに理解していた。
しかたなく、というのではなく、これからのために、という積極的な理由で、
リーダーの交代が承認されていました。
ですので、リーダーとして少々足りないところがあっても目をつぶろう、と
思って、若いリーダーを迎えてくれました。 - 私のタイプが、創設者タイプではなく、2代目タイプだった。
私の特性は、いまあるものをよりよくすることに関心があり、
自分が動くよりも、戦略を提示して人に動いてもらうことを好みます。
何かを始めろ、と言われると少々戸惑いますが、
引き継いだチームをよりよくしていくことには意欲が湧いてきました。 - チームの方向性と新しいリーダーの方向性がさほど違わなかった。
私自身がその中で生まれ育った、ということもあり、
だいたいどの方向に進もうとしているのか、理解できました。
と同時に、少々の方向性の修正の必要性は感じていたものの、
大筋ではその方向性を納得できていました。
多くの場合、わたしほど好条件はそろっていないだろうと思います。
そういう意味では、2代目リーダーがチームの責任を引き継ぐというのは、
とても困難な場合もあることでしょう。
私が一番大切だな、と思うのは2番めのポイントです。
ホップ・ステップ・ジャンプの
ステーップ ・ ジャーンップっ のところは、とってもやりがいがある、
そう思える人なら、どんなに困難でも、きっとやり遂げることができるでしょう。
いっしょにステップ・ジャンプを目指す人を応援します。
中澤信幸でした。
2代目リーダーへの一問一答では、あなたからの質問をお待ちしています。
どうぞ、気軽にご連絡ください。
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