0095 磨くと光る、光ると磨く

 

どうも、早起き牧師の中澤信幸です。

 

2017年6月16日金曜日、第95回目の放送です。

 

自分の中にあるよいものを磨く、というお話をします。

 

 

[note]

2017年6月16日金曜日、第95回目の放送、お相手は中澤信幸です。

磨くと光る銀の器

教会では、聖餐式というものをします。月に1回、銀の器でパンと杯を配ります。その式で使う銀の器をきれいに磨いてくださってる方がいるんですね。本当にありがたいと感謝しています。その綺麗さといったら、鏡面なんていう言い方をしますけど、本当に鏡みたいにこちらの姿がキレイに写るんですね。これはね、すごいことですよ。

いいものを磨き上げる

しばらく前まで、この銀の器は磨かれたことなんてなかったんです。ずーっとですね、灰色、グレーですかね。そういう器だと思われていて、だれも磨こうとしなかったんです。その時には、それで全然違和感がありませんでした。ところが、この方がきれいに磨きあげてくださったときに、これが本当の姿なんだ、今までのは全然ニセモノだったんだ、こういうふうに輝いている姿が、私の姿がキレイに写るような、これが本当の姿なんだって、初めてわかったんですね。

いつも磨き続ける

で、1度磨き上げられると、くすんでくるのがよくわかるんですね。1ヶ月もほっておくと、器がくすんでくるので、使う合間合間に磨き続けてくださっています。その人に言わせると、1週間もすれば前と違う、くすんでるのがわかるんだそうです。だから、絶えずいいタイミングを見計らって、磨き続けなきゃいけない。あぁ、そうなんだぁ、と思いました。

自分のいいものを磨く

このことは、私たちの持っているいい物を磨きあげる、そのことにも通じますね。あなたの中にも磨いたら、見違えるようなところがあるでしょう。今は、あのときの銀の器のように、グレーでなにも光っていない、それが当たり前かもしれません。でも一度それを磨き上げると、私の中にこんなところがあったんだ、こんなふうにキレイに光るんだ、ということがあるはずです。

同時に磨き上げられたら、磨き続けることが大事になリます。前はしなかったような努力、メンテナンスというものを、日ごろから続けることが必要になるでしょう。

あなたのいいものを磨いてほしい

あなたは自分の中に磨いてみたいものありますか?どうでしょう?考えてみてください。お仕事のスキル、能力では?これを身につけたい、こんなことに本格的に取り組んでみたい、そう思っていることはありませんか?あるいは人間関係ではどうでしょう?この人との関係をもっと良いものにしたい、この人との関係は毎日毎日メンテナンスの必要があるんだよな、と思っていませんか。自分の趣味、時間の使い方なんかもそうですよね。私はこれ、と決めて、全力を傾けてみると、自分の中の可能性が花開いていくことがあります。

自分にとって、これというものをもって、それを磨きあげる、磨き続ける。それが自分の自信につながってきますね。あなたのもっているものを磨いてほしい、と願っています。

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中澤信幸(キリスト教牧師✕ライフコーチ)

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コメント

  1. こはる日和 より:

    100回まで秒読みになりましたね~。
    3桁に向けて、来週はどんなお話を聞けるか楽しみです!!

    聖餐式の銀の器。私はいつもきれいに磨かれたものしか知りませんでした。
    みんなの知らないところで、こんなに丁寧に扱われていたのですね。
    来月の聖餐式は、感謝を忘れず、心を込めて聖餐にあずかりたいと思います。

    私には磨いて光るようなものがあるとは思えませんが、
    一つぐらいは見つけたいです!!

    そうそう、全文、読めるようになりましたね~
    「よるのば」の私にはとってもありがたいです。

    100回に向けて、楽しんでくださいね♪♪