0157 企業が仕える存在であるとは?

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どうも、早起き牧師の中澤信幸です。

 

2017年9月19日火曜日、第157回目の放送です。

 

毎週火曜日はサーバントリーダーシップの学びです。企業が仕える存在であることの実際を考えてみましょう。

 

 

[note]

2017年9月19日火曜日、第157回目の放送、お相手は中澤信幸です。

企業がしめる大きな割合

今日は企業がサーバントリーダーシップを取り入れるとは、どういうことなのか、お話したいと思います。おそらく、社会の中で企業というものが持っている役割、立場、占める位置というのは、非常に大きなものがあると思います。働いていらっしゃる皆さん、この番組も働く皆さんのための番組ということになっています、みなさんもおそらくそうですね7割ぐらいの方が、企業と言われるところに勤めているのではないか、と思います。

利潤の追求とあわせて

企業はですね、利潤を生み出すということが、大事な目的の1つです。利潤を生み出すということは、相手からその分を受け取ることが必要になりますので、相手に仕えるというよりは、相手から奪うというかですね、相手から受け取ることの方が多い。そういう性質を持っています。でも、そんな企業にもサーバントととして仕えていく、そういう側面があるわけなんです。今日は、それをですね、2つあるいは3つというポイントでお伝えしていこうと思います。

良い商品・サービスを提供することで

企業が仕えるということがどういう意味なのか。ひとつは、利潤を追求するということなわけです。そこには良い製品やサービスを提供して、ということがあるわけですよね。提供するといったときに、そのことは人々の生活を潤し、豊かなものにし、便利なものにし、という意味で、相手の役に立っている。お客様の役に立っていることをして利潤を上げていくわけなんです。ですから、良い製品やサービスを提供することそのものが、相手を幸せにしていく、相手のために貢献をしていく、仕えるものなんだっていうことですね。

よい職場を提供することで

もう一つのことでは、働く人に良い職場を提供することによって、仕えているんだ、ということです。人は生計を立てていくために、働かなくてはいけません。働く人は、非常に多くの時間を企業において費やしています。その時間、その自分の能力の発揮の仕方、そういったところに良い環境ですよね。良い職場、よい風土、そういったものを提供して、ここで働いていて本当に良かった、ここで人生のやりがいを見出せている、とい言える職場を提供することです。それが企業が仕えているということのふたつめになります。

仕える人を育てることで

みっつめは、そこから派生してくることなんです。仕える人を育てていく、ということが3番目になります。社会に対して、仕える人を育てて、送り出していく。考えてみれば、学校を卒業した後、働きはじめる。そこからの学びというのは、非常に多くの部分が職場においての様々な学びの結果、ということになります。仕事を効率化するために、またそれをよく成し遂げるために、自分なりの学びや努力を重ねていく。企業としては、どういう人に育ってもらいたいのか。教育プログラム、キャリアアップの道、きちんと備えられていく必要がありますね。そのどういう人になってほしいのか、といったときに、企業に仕える、社会に仕える人になる。サーバントとしての人材を育てていく、ということが、とても大事になるわけですね。

仕えるを大事にする風土を

良い商品を提供することによって仕える。良い職場を提供することによって仕える。良い人材を生み出すことによって仕える。どれも利潤の追求と相矛盾することではないはずです。ぜひ、ひとつひとつの企業の風土の中にですね、そういうものが埋め込まれていくといいなぁと思っています。

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働くみんなの朝の番組「あさのば」
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中澤信幸(キリスト教牧師✕ライフコーチ)

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