コーチングの特徴(1) 個別性、ひとりひとりにあわせて

みのる

のぶメモは、お盆休みとかないの?

のぶ

ないです、見習いはそんな悠長なこと言ってられない

みのる

俺は、やだなー

のぶ

でも、今日付き合ったから、3日間は付き合わないと

どうも、ワーカホリックな中澤信幸です。

今日から、コーチングの特徴を紹介します。
みのるさんをつなぎとめるために、3日間に分けて、ひとつずつ紹介していきましょう。

コーチングの、特徴をよく理解して、うまく活用する助けにしてください。

コーチングは、ひとりひとりにあわせて提供されます

コーチングの特徴のひとつ目は、個別性です。個別性ということは、それぞれ一人ひとりに合わせて、ということです。

人はみんな、それぞれ違っています。個性も、そのときに直面している状況も。だから、その人その人が必要としているものも、それぞれ違っています。

コーチングは、その違いを最大限尊重します。同じメニューをみんなに当てはめようとしません。少ないパターンの中からどれにしますか、と選ばせることもしません。

コーチは、会話の中から、あなたの状況を適切に把握し、それにあわせて対応します。

 

オーダーメイドでピッタリの関わり

個別対応ですから、オーダーメイドということになります。

例えばスーツを作ってもらう。紳士服の〇〇とかなら、豊富なサイズのバリエーションから、自分の体型に一番近いものを選ぶことになります。

でもデパート、百貨店などに行くと、違います。まず、体の寸法を測られます。肩幅、胴回り、手の長さ、足の長さなどなど、何カ所も測定をして、私の体型を記録します。

その上で、私にぴったりなスーツを作ってくれます。世界にたったひとつ、私にだけしか合わない、オーダーメイドのスーツです。

もちろん、着心地はまったく違います。

ごめん…

違うはずです、たぶん。
だって知らないし、オーダーメイドなんて、やったことないから。

 

全部知られて大丈夫なの?

ちょっと前に、ZOZOが体のサイズを測定してピッタリなサイズを提案してくれる仕組みを作りましたよね。賛否両論でした。

ひとつは、歓迎する声でした。
自分の体にぴったりのものを選んでくれる、なんて便利なんだろう!
自分で苦労して選んで、それでもしっくり来ないより、ぴったりのものを選んでくれるなら、言うことはありません。

もう一つの声は、不安の声でした。
自分の体の測定値を知られてしまう。なんかわからないけど、大切なものを無防備に預けているような感覚がある。
大丈夫なんだろうか、信頼していいんだろうか。

コーチングの特徴のひとつは、オーダーメイドです、と言ったときにも、同じ反応があるかな、と思います。

 

結局、コーチを信頼できるか

コーチに自分のことを知ってもらって、適切な対応をしてもらえるのは、うれしいことでしょう。と同時に、自分の大切なことを知られることに、不安を覚えるのも当然です。

これは結局、信頼の問題です。
コーチを信頼できれば、全部を知られても、何も心配する必要がありません。
反対に信頼できなければ、少しのことだって、話をするのにいちいち心配になります。

コーチングの特徴のひとつめの個別性は、コーチとクライアントとの信頼関係に基づいています。

コーチを選ぶときには、信頼できる人かどうか、よく見定めてください。この人なら大丈夫、何でも話せる、そういうコーチならば、あなたにぴったりな関わりを提供してくれることでしょう。

というわけで、みのるさんを強制的に付き合わせて、明日はコーチングの特徴のふたつめ、継続性について説明します。

ではでは、また明日。

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