4年前、東北で大きな地震があり、恐ろしいほどの被害が出たとき、
スポーツ選手たちは、「競技を続けていていいんだろうか?」と自問したと言います。
「そりゃぁそうだ、そんなことしている場合じゃない」
「ぜひ続けて欲しい、それはいま必要なことだ」
確かに、まわりからもいろいろな声が聞こえてきました。
問われるのは、誰のためにやっているのか?
もし、自分の名誉のため、自分の記録のため、というのであれば、
非常時にそんなことをしている場合じゃないでしょう。
もし、それが人のため、
たとえば、夢や希望、感動や励ましを与えるためであれば、
それこそ今必要とされていることだ、となります。
いい人が自分のために生きると人のためになる
普通の人の普通の生き方は、
自分のために生きることが自分のためでしかない生き方です。
でも、いい人の生き方は、
自分のために生きていることが、人のためになる生き方です。
自分のための生き方と、人のための生き方が、
うまいぐあいに調和して重なりあっている生き方です。
だから、ますますみんなに応援してもらえるのです。
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