[help]牧師さんは、いつ牧師さんになると決めたのですか?[/help]
そうなんですよね、いい質問だなぁ、と思っている、中澤信幸です。
いつ牧師になると決めたか?
私は牧師の家庭に生まれ、育ちました。
そうすると、牧師になる、ということについて、普通の感覚とちょっと違います。
たぶん、八百屋の子どもも、魚屋の子どもも同じだと思いますが、
「ならない積極的な理由」がないかぎり、
親と同じことをするもんだ、という感覚をもってきました。
で、私には、その「ならない積極的な理由」がなかったので、
牧師になることになりました。
いつか?と言えば、生まれる前から、と言うとかっこ良すぎで、
まぁ物心ついたころには、という言い方になるのでしょう。
どんなふうに選択したのか?
自分で意図的に選択したのは、どんなときかな、と思うと、
高校から大学に進学するときの学部選びですね。
化学の成績がよかったので、そっち方面に、という可能性もありました。
が、実際には社会科学系の学部に進みました。
というのは、自分の持っている信仰が、この社会の中でどんな意味をもち、
役割を果たしていくことになるのか、興味があったからです。
いま、2つの意味でよかったなぁ、と実感しています。
ひとつめは、厳密な意味で、私は理系人間ではないので、
あっちに行ってたら、そうとう苦労しただろうなぁ、ということ。
ふたつめは、この20年ぐらいにものすごく社会が変わってきたのを、
ある程度理解できる素養を身につけられたこと。
いい選択をした、と満足しつつ、
こういうふうに導いてくださった神さまに感謝しています。
というわけで、あらためて自分のことをふりかえってみて、
そうだった、そうだった、と思い出している中澤信幸でした。
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