リーダーがもつ2つの統率力とは?

 

どうも、中澤信幸です。

なんとなく、月曜日の「きょうもいい人」は、
リーダーシップ関連の記事、となりつつあります。

 

今回は、リーダーシップの中でも
特に、2つの統率力について、考えてみましょう。

 

結果を出すための統率力

統率力のひとつの側面は、チームの達成する力を引き出すことです。

メンバーを鼓舞して、先頭に立ってひっぱり、
脱落していく人がいないように指導する、そんなイメージでしょうか。

私の中では、体育会系の部活顧問の先生のイメージです。

目標を明確に示し、そのための手段や方法を教え、訓練し、
成績の評価によって見直しをしながら、最大の結果を目指します。

この統率力によって、チームは普通以上の結果を残すことができます。
目標の業績を達成することもできます。
厳しい競争にも勝って、生き残ることができます。

チームの内外から、
このリーダーのおかげで成功することができた…
もし、このリーダーがいなかったら…
と賛辞を送られることでしょう。

 

一体感をもたらす統率力

統率力のもうひとつの側面は、チームの一体感を生み出すことです。

メンバーの中に入って、気を配りつつ調整し、
メンバー同士が良い関わりができるように促していく、そんなイメージでしょうか。

私の中では、居心地のよいカフェのマスターのイメージです。

ひとりひとりの持ち味を活かすために適切に配置し、
必要な情報交換がなされるように促し、積極的な関わりを目指します。

この統率力によって、チームはひとつにまとまることができます。
目標に向かっていく協力関係が生まれます。
弱さをカバーしあって、助け合うことができます。

チームのメンバーから、
このチームでがんばれたことがうれしい…
またもう一度このチームでやりたい…
という声が聞こえてくることでしょう。

 

特性を活かし、弱点を補って

この2つの統率力をどちらも100%発揮できるリーダーは多くありません。

自分のもっている得意な統率力をいかしつつ、
弱い方の統率力を上手に補う方法を見つけることが大切です。

たとえば、結果を出す統率力をもっているリーダーは、
以下のようにしてチームの一体感を出す工夫ができるでしょう。

  • 気配りのできるキーパーソンに助けてもらう
  • 飲み会など、仕事をオフにした交流の機会をもつ
  • 自分のパーソナルな面をみんなに知ってもらう

また、一体感を出す統率力を持っているリーダーは、
以下のようにしてチームの結果を出す工夫ができるでしょう。

  • 仕事が好きなメンバーを適切に配置する
  • 目標を掲げた決起イベントを開催する
  • チームの目標とと個人の目標の結びつきを知ってもらう

 

自分の統率力をわきまえること、
チームの現状を理解すること、
それによって、リーダーとしてどうしたらよいか、
答えが見えてくるのでしょうね。

 

中澤信幸は、どちらかというとチームがまとまるほうの統率力なので、
結果を出すタイプの方々にすごく助けてもらっています。

明日は何の記事を書こうかなぁ?。

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