どうも、早起き牧師の中澤信幸です。
2017年8月10日木曜日、第134回目の放送です。
イエス・キリストが語った、からし種のたとえ話を紹介します。
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2017年8月10日木曜日、第134回目の放送、お相手は中澤信幸です。
神のなさる良いことは
イエス・キリストは、人々を前にして、多くのことをたとえ話で話されました。今日もそんな1つを紹介します。
神の国、天の御国というものについて話された、たとえ話でした。天の御国っていうのが、ちょっとわかりにくいと思うんです。神さまの領域、神が支配するところ、つまり神さまが物事をなさるときのやり方、今日のところでは特に、神のなさるよいこと、というふうに考えるといいと思います。
最初は小さなからし種のように
神のなさるよいことは、からし種のようなものだと言うんですね。どんな意味なのでしょうか。からし種というのは、本当に小さな種なんです。それでも地に蒔かれて、芽を出して、成長していきますと、やがて非常に大きな木になります。鳥が来て、その木に巣を作っていくほどの大きな木になる。実は、神がなさるよいことも、そういうものだって言うんですね。
はじまりは小さなものかもしれない。ほんのわずかなことかもしれない。でも、それがやがて多くの良いものに、大きな、広く、豊かなものになっていく。そんなことを指して、このたとえ話は語られています。
もっと大きく、もっと広く
神さまのなさるよいこは、最初小さなことかもしれません。でも、それはだんだん、やがて実をつけていくように、その人のためにもっともっと大きなよいこと、喜びをもたらすこと、その人の人生を変えていくことになっていくでしょう。
あわせて、それはひとりの人にとどまりません。その人から始まって、その隣の人、その周りの人、もっともっと多くの人のために、あるいは世界を変えていくほどのよいことに発展していくわけです。そんなふうに、神さまのなさるよいことは、もっと大きく、もっと広く、用いられていくわけですね。
神がもたらす未来志向
このことは未来志向ということにつながっていきます。私たちが自分のことを考えてみると、なんであのときあんなことをしてしまったのだろうか。あそこに戻ってやり直せれば。というふうに、過去を振り返る思考になっていくような気がしますね。でも、神様がなさることっていうことを考えてみると、これからどうなっていくのだろうか。そこに何があるのだろうか。自分では期待し得なかったこれからについて、神様がもたらしてくださるという未来への希望が生まれてくるわけです。
そんな未来志向ですね。神様が与えてくださるもののひとつに、この未来を求める、未来に期待する、という未来志向があります。
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あなたは、どんな思いで毎日の生活を歩んでいますか。昨日、一昨日の延長線上に苦しんでいるでしょうか。それとも、まだ見ぬ明日に期待、希望をもって、そこに向かって力強く進んでいるでしょうか。
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