どうも、あなたのサーバント中澤信幸です。
2018年10月19日金曜日、第435回目の放送です。
身の回りで、ネガティブなことはたくさん起こるものです。
いちいち嘆いていたら、悲しみで押しつぶされてしまいます。
反対に、ポジティブに変換できたら、楽しくなりますし、自分に自信を持つこともできます。
今日は、ネガティブをポジティブに変換するコツを紹介します。
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ゴミが多いのは繁盛のしるし
教会では、毎日ゴミが出ます。そのゴミを捨てて下さっている高齢のご婦人がいます。毎朝、教会の集会があって、その後にゴミをまとめて出してくださっています。日によっては、たくさんゴミが出ます。特に、日曜日の後などは、人がたくさん来た後で、ゴミがたくさん出るわけです。
「ゴミがたくさんで、すみませんね」と声をかけたことがありました。すると、「ゴミがたくさんなのは繁盛のしるしだから、いいことなんですよ」と言われました。そんなふうに言われるとは思っていなかったので、とってもびっくりしました。
ネガティブなこと、ゴミがたくさんだ、ということを、ポジティブなこと、繁盛のしるしだから、と言えるのは、本当にすばらしいセンスだなと思います。その方の持つキャラクターとか、あたたかさとか、前向きさとか、そういったものを感じさせてくれました。非常に嬉しくなりました。
毎日のネガティブをポジティブに変換しよう
こんなふうに、毎日の中で起こってくるネガティブなことを、ひとつひとつポジティブに変換することができたら、私たちの歩みは本当に違ったものになると思います。毎日を生きることがもっともっと楽しくなります。自分はいい歩みをしている、と自信を持つこともできます。将来に向かって、希望を持つこともできるはずです。
そんなふうに、ネガティブなことを裏返して、ポジティブに変換していく。今日はそのコツをお伝えします。
ネガティブをポジティブに変換する例
ネガティブをポジティブに変換するのは、例えば、こういう感じです。
ネガティブ:仕事が多くて、忙しい
ポジティブ:それだけ頼られている、他の人ではない私に任せてくれている
ネガティブ:自分の状況が理解されない
ポジティブ:それだけ貴重な経験をしている、やがてみんなに伝えることができる
ネガティブ:自分ばかり損している
ポジティブ:まわりの人に得をさせてあげている
ネガティブ:自分には能力がない
ポジティブ:違う能力を持っている人と協力をするチャンス
こういうふうにできたら、ずいぶん違った生活になると思いませんか。
変換する具体的なコツ
ネガティブをポジティブに変換する、具体的なコツを紹介します。ちょうど、オセロのイメージです。
自分の目の前にネガティブなものがあります。その向こう側に、ちょっと違うものを置いて考えてみます。すると、目の前のネガティブが、違う意味をもつように考えられる。それで、ポジティブに変換できる、というわけです。
例えば、向こう側に人間関係を置いて考えてみます。他のことではダメかもしれないけれど、人間関係で考えればポジティブに変換できる。あるいは、物で考えてみると、違った可能性が見えてくる。お金とか時間のことで考えてみたら、どうでしょうか。感情とか、夢とか、センスで考えるとポジティブに変換できませんか。
向こうに、違った要素をおいて、チャンスとか、可能性とか、これからの希望とか、を見つける。違った面でポジティブなしるし、証拠、と理解する。こういうふうにも言える、と再解釈する。これが、ネガティブをポジティブに変換するコツです。
断られてしまった… を変換すると
では、具体的に、練習問題をやってみましょう。友人を誘ったけれども断られてしまった、このネガティブな状況をどうポジティブに変換したらいいでしょうか。
人間関係:率直に断れるような関係はいいものだ。他の人と関係を作れるチャンスだ。
物:何も失った物はないんだよね。
お金、時間:自分のために活用するお金と時間ができた。
感情:都合が合わなくて断っただけで、感情的にはいい関係だ。
将来:今回はダメでも、大丈夫なときだってある。
こんなふうに、向こう側にいろんな可能性を置いて、考えてみる。これではダメだけれども、他のことではいいかもしれない、と可能性を考えてみる。チャンスを想定してみる。
あなたが、気になっているネガティブなことは何ですか。
いますぐ、違った要素を向こうにおいて、ポジティブに変換してみましょう。
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