0104 いつも準備ができているしもべのたとえ

 

どうも、早起き牧師の中澤信幸です。

 

2017年6月29日木曜日、第104回目の放送です。

 

イエス・キリストが語った「いつも用心深く準備ができているしもべ」のたとえ話を紹介します。

 

 

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2017年6月29日木曜日、第104回目の放送、お相手は中澤信幸です。

公開が遅くなりごめんなさい

今朝のあさのばは、いつもの時間よりもだいぶ遅くなっての公開になってしまいました。楽しみにしていた方には、ご迷惑をお掛けしてしまって、申し訳ありません。教会の方が、今朝ほど病院で亡くなられて、そこに行ったり対応をしていた関係で、遅くなってしまいました。いざとなれば牧師業が優先ですので、こういうこともあるのだな、とお許しいただきたいと思います。

朝いちばんのあさのばを聞くことができず、ペースが狂ってしまって、というほど楽しみにして下さる方がいれば、それもまた光栄なことですし、責任も感じることなんですけれども。牧師さんには、こういうこともあるんだろうなってことをお察しいただければと思います。

いつも用心深いしもべ

今日は、イエス・キリストのたとえ話から、また1つのことを紹介します。イエス・キリストがこういうたとえ話をされまし。「主人が婚礼の宴に出かけていく、その帰りを待つしもべたちがいるわけです。主人が帰ってきたときに、きちんと用意して待っている姿を見られるしもべは幸いだ」ということなんです。しもべは、主人の帰りを待っている必要があります。いない間も家のことをきちんと管理して、主人が帰ってきたときに何の心配もなく、すべてが整っているという状態にしておく必要があリマス。るで当時の婚礼の宴というのはですねおおよそ1週間ほどその宴会が続いて、長い旅をしてくることになりますので、いつ帰ってくるかわからないんですね。しかも今のように携帯電話で駅から「帰るからね」なんてこともない。いつどんなふうに主人が帰ってくるか、本当にわからない。でも、いつ帰って来ても良いように備えをしておくことが、しもべの仕事でした。たとえ朝早く帰ってこようとも、夜遅く帰ってこようとも、きちんと家の中がなっていて、「お帰りなさい、では…」となっていることが大事です。

同じ文脈の中で、盗人、泥棒がですね、いつ来るか分かっていたら、やすやすと泥棒に入られたりしないでしょう、ということも語られました。つまり、いつ来るかわからないけれども、ちゃんと目を覚まして用心していなさいよ、ということですね。

これはイエス・キリストが再び来られる日、世の終わりが来るときに、ちゃんと備えができている人は幸いだ、という意味のたとえ話になります。神様が私たちの歩みをご覧になって、最後の最後、どうなっているのか問われるときが、突然思いがけなく来る。そのとき、大丈夫ですと十分に準備のできている状態で、そのときを迎えることができるように。

いつかわからないけれど

いつその日が来てもいいように、っていうことは、普段からずっとそのことを意識して準備している必要がありますよね。いついつとわかっていれば、いちばん楽なわけですよ。

健康診断とか、そうじゃないでしょうか。こんどの月の真ん中15日に健康診断があります、ということになると、じゃぁ、それまでにちょっと生活のペースを整えて、不摂生していたのも直して、体調が良いところで健康診断してもらおうとね。健康診断して大丈夫ですよ、今年もなんてことはなかった、となると、これで一年これから、またズルズルやっていく。来年もちょっと前になったら、また気をつければ大丈夫、なんてしがちですものね。

たまたまちょっと頭が痛くなって、病院に行って「検査しましょうか」と言われて、ここの数値とここの数値が随分悪いですね、と言われたり。定期検診ではそんなことはなかったんですけど… 検診の前の1ヶ月とか気をつけても、ダメなんですよね。いつも気をつけているということ、いつもその時の気持ちでいるということ、それが私たちの歩みに求められています。

お仕事の場面でも

仕事のことでも、今日上司に呼ばれて「これはどうなってる?」と言われても大丈夫なように、とか。いつお客さんから連絡が入って「ちょっと急なんだけど、今日」といわれても大丈夫なようにとか。聖書が本来言っている意味とは違うんですけど、でも、いつも一つ一つの事をきちんとしていて、心づもりができているっていうことそれをね、私たちのモットーにしておきたいと思います。

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中澤信幸(キリスト教牧師✕ライフコーチ)

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