どうも、早起き牧師の中澤信幸です。
2017年8月7日月曜日、第131回目の放送です。
今日は、コミュニケーションのコツについて、お話します。
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2017年8月7日月曜日、第131回目の放送、お相手は中澤信幸です。
未来を形づくることば、最終回
未来を形づくることばということで、皆さんからたくさんの言葉を紹介していただきました。一応、今回で最終回にしたいと思います。様々によせてくださった皆さん、本当に有り難うございました。私自身が、お聞きした言葉で、とっても励まされたり、または助けられたりしました。
コミュニケーションは受け取ること
今日ご紹介するのは、部下の指導に悩んでいた時に、上司の方からかけられたことばだそうです。「コミュニケーションはどれだけ伝えたかではない。どれだけ受け取ったかだ」一生懸命に伝えることがいちばんいいんだと思っていたんだけれども、熱心に話に耳を傾けるようになりました、ということでした。
伝えることより優先すること
コミュニケーションっていうのは、私が伝えようとすること、向こうが伝えようとすること、私が聞き取ること、向こうが聞き取ること。そのやり取りの中で成り立っていきますね。とかく私がどう伝えるかということばかりがクローズアップされてしまいますけれども、いやむしろ受け取るということの中に、コミュニケーションのキモがあるように思っています。
この上司の方も言われていますけど、どれだけ受け取ったか、ですよね。ふたつの側面があります。相手がどれだけ受け取ってくれたか、もうひとつは、自分がどれだけその人の言葉を受け取ったか。受け取るほうに少し焦点を当てて考えてみると、確かにいろんなことが変わってきます。
深呼吸は大きく息を吐くことから
かつて聞いたことが頭に浮かんできました。それは深呼吸のことです。深呼吸をしてみましょう、といって、大きく息を吸おうと思うんですね。でも、大きく吸おうと思っても、普通はたくさんの息が体に入っていかない。深呼吸しましょう、といったら、まずどうするかというと、スーッと大きく息を吐いて、それから息を吸うとたくさんの息が吸えるようになる。
深呼吸っていうのは吸ったり、吐いたり、吸ったり、吐いたり、なんですけれども、やっぱり体の中からですね空気を吐き出さないかぎりは、その次に大きく吸えないんですね。
ことばも出してもらうことから
これが、コミュニケーションにも当てはまるような気がします。自分の中に言いたいことがあると、それを言わない限りは、相手の言葉が入ってこない。例えば、部下に話を聞いてもらいたいと思って、こっちが一方的に話しかけても、もしその人がこれを伝えたいんだっていう気持ちがある状態だとしたら、伝えたいと思う気持ちの方が勝ってしまう。聞くということができにくい。
なので、まずは「どうだい?」「必要なことはあるかい?」と声をかけて、その人の声を引き出す。そのあと、そのこととからめて、自分の伝えたいことを伝える。深呼吸と同じで、ことばを出してもらってから、吸収してもらう。
寄せられたことばで、その深呼吸のことを思い出したので、今日お話してみました。
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