0144 キリスト教の三位一体とは?

 

どうも、早起き牧師の中澤信幸です。

 

2017年8月24日木曜日、第144回目の放送です。

 

今日はリスナーさんからの質問に答えて、三位一体について説明しています。

 

 

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2017年8月24日木曜日、第144回目の放送、お相手は中澤信幸です。

三位一体って何?

リスナーの方から質問いただきました。「キリスト教でよく言われる三位一体と言うことがよくわかりません。教えてください」という質問でした。ありがとうございます。

聖書に出てくる三位一体ということですけれども、確かにこれは分かりにくい概念ですよね。そのことをお話ししてみたいと思います。

神は唯一真の神である

そもそもこの三位一体という言葉は、聖書に出てくるわけではないんです。聖書の中に出てくることをまとめて、こういうことだよねって言ってまとめた言葉になります。どういう内容がまとめられているのか、というと…

まず、神はただ一人である、ということが前提にあるわけです。異教の神々と呼ばれるものがたくさんあるけれども、真の神はただ一人である。他に並べて比べるようなものがない、唯一真の神である、という、そこがまず大前提になっているわけですね。

どれも神であり、ひとつの神である

ただ一人他に比べるもののない神とは、どういう方なのかって言うことを、聖書が様々な形で表している。創造主なるヤーウェー、救い主なるキリスト、助け主なる聖霊、この3つがどれも神であられる。それぞれ別の存在である。しかし、別々の存在と言いつつも、同じ唯一真の神であるっていうですね。このことが聖書を読むと書いてあるわけなんです。

どれも別々の神でありながら、唯一真の神である、って矛盾してんじゃね?となりますよね。この事を考えたときに、いや、それが聖書が言っていることであって、人間には理解できないのだけれども真理なのだ。みつにましてひとつなる神である、という概念をあらわうすために三位一体という言葉を使っているわけなんです。

わからないことを言い表すために

だから、はっきり言ってしまえば、人間には分からない、みつにましてひとつなる神ということを、三位一体という言葉で表しているので、わからなくて当然。分からないことをわかるつもりになるためにまとめた言葉なんです。三位一体については、まあきちんとわからなくてもいい、というかですね。わからないことを表現するために、三位一体というんだ、と覚えておいていただけると。

神の豊かな関わりに感謝する

ただ、信仰をもっていくときには、言葉で十分に説明はできなくても、感謝して受け止めるべきことなんだな、というのはわかってくるんじゃないかと思います。つまりですね、神様が私たちと豊かな関わりをしてくださっている。命を与え、守り、導いてくださっているのも神様ご自身であり、私たちの罪を許し、新しい命に生きる道を開いて下さった救い主もまた神であられ、そして今実際の私たちの歩みを助け、導いておられる助け主もまた私たちの神であられる。

神が非常に豊かな関わりをもって、私たちと共に歩んでくださっている。私たちはこの唯一真の神を礼拝しているのだ、というですね。ぜひ、神様が私たちと豊かな関わりをしてくださっていることに目を止めて、またそのことを思い起こして感謝をしていただきたいと思います。

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中澤信幸(キリスト教牧師✕ライフコーチ)

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コメント

  1. こはる日和 より:

    四といえば
    四つ葉のクローバー

    ちなみに、
    三つ葉のクローバーは三位一体を表す
    と書いてあったような・・・^^