どうも、あなたのサーバント、中澤信幸です。
2018年6月26日火曜日、第352回目の放送です。
ビジョナリー・カンパニー2飛躍の法則から、情熱をもてることについてお話しします。
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何に集中して取り組むのか
ビジョナリー・カンパニー2「飛躍の法則」の内容を紹介しています。第5章「単純明快な戦略」では、何に集中して取り組むのか、というテーマが扱われています。
まず紹介されるのが、ハリネズミの概念です。狐は様々な能力をもってハリネズミに襲いかかります。しかし、ハリネズミは唯一の強みを活かし、針を出すことで自分の身を守って生き抜きます。そんな例えから、集中して取り組む唯一のことを見つけることが大事だ、と言われています。
集中すべきなのは、3つの円が重なるところです。ひとつめの円は、世界一になれるほどの能力、技術があるところ。ふたつめの円は経済的な利益を生み出すところ、みっつめの円は情熱を傾けることのできるところ。
情熱があれば、他に目移りしない
みっつめの円についてお話します。情熱というのは、どうしてもそれでなくてはならない、という思いです。他のどれでもない、これしか私の心を満たすことができない、代わりはない、そういうものが情熱です。このことのためなら、私は何でもしてもいい、他のこととは比べ物にならないほどの努力や取り組みができる。
情熱を持てると、そこに大きな成果が生み出されます。もし、単に利益を生み出すための手段に過ぎないと考えたら、他にもいろいろ良さそうなものが目に入り、気が散ることになるでしょう。しかし、情熱を持っていれば、このことに本気で取り組み、突き詰めていって改善したり、より深く濃い取り組みができるでしょう。そうすることが喜びでもあります。
たとえすぐに成果が出なくても
そのような取り組みの中で、以前お伝えしたストックデールの逆説が生きてきます。ストックデールの逆説は、状況が非常に厳しいことをよく理解していながら、それでも確かに成功できることを信じることです。情熱を傾けることは、もしかしたらダメかもしれないという非常に厳しい状況で、それでもこだわって取り組み続けていくことになります。必ずよいものに到達するという確信があるのです。
あなたの情熱はどんなものに向けられていますか?
これでいいやではなくて、これがいいと確信を持って取り組めることは何ですか?
いつでもこれのことばかり考えて、いつもやりたいんだというものは何ですか?
あなたにとって、情熱あるものを見つけていただきたいと願っています。
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