どうも、あなたのサーバント中澤信幸です。
2018年8月8日水曜日、第383回目の放送です。
もうひとつの楽しさのお話です。
Podcast: Download (Duration: 5:09 — 3.5MB)
自分の楽しさともうひとつの楽しさ
楽しさには、2種類あります。自分が楽しいとは別の、もうひとつの楽しさがあります。リスナーさんから、その経験を聞きました。
お客さんが来られたそうです。仲間と一緒に、観光に連れて行きました。みんなが、そのお客さんのことを思って、自分のできることでもてなそうとしました。せっかく来たのだから楽しい思いをしてもらいたい、いいものをいっぱい見てもらいたい、思い出をたくさん作って帰って欲しい。そんな共通の思いで、みんながもてなしました。計画を綿密に立てる人、電車の中で食べるおやつを持参した人、写真を撮ってくれた人、前もって座席を確保しに行く人。ひとりひとりが、自分のできることでお客さんを楽しませようとした、という経験でした。
相手を楽しませる楽しさ
それが、とても楽しかったんだそうです。しかも、自分が楽しかっただけでなく、相手を楽しませる楽しさを味わうことができました。いつも自分が味わっている、自分が楽しむ、自分が嬉しい、自分にとって得だ、という以上の楽しさでした。相手を楽しませ、相手のためになる、相手に得をしてもらう、相手の思い出に残る、そういう楽しさ。それを一緒に作り上げていく楽しさ。その経験は、非常に楽しかったのと同時に、うれしかったとも言っていました。
楽しませるために準備をする
このエピソードから、多くのことを学ぐことができます。リスナーのみなさんも、この夏おそらく家族やお友だちと特別な時間を過ごす時間があるでしょう。そのとき、もちろん私にとって楽しい時間です。同時に、私と一緒にいるこの人にとっても楽しい時間であるように、思い出に残る時間であるように、良い時であるように、と願いながら、準備したり、関わったり、一緒に時間を過ごしてほしいものです。それが、私にとって、また少し違う楽しみや喜びをもたらします。
この話題を、実際の夏のお休みのちょっと前にお話ししている意味は、準備をして欲しいと思っているんです。その場で相手のために、というよりも、もう少し前に、2-3日、一週間、その人のことを考えて、どう一緒に時間を過ごしたらいいか、準備してみてください。
あなたはこの夏、誰を楽しませようとしていますか。
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