コーチングに特徴的な7つの会話例

みのる

なんか、困ってますね。

のぶ

7つ目が思い浮かばなくて…

みのる

数字のキリの良さだけでタイトルつけるからですよ

のぶ

あっ、そうか、それだ!

どうも、会話の力を実感しています、中澤信幸です。

コーチングは会話を繰り返しながら、道筋を見つけていきます。7つの会話例を見ながら、その特徴を理解しましょう。

会話例1 質問に回答することで、気づきを得る

「相手の立場で考えてみたら、何か違ってきますか」
「そういうふうに考えたことはありませんでした」

コーチは、視点を変えることを促す質問を多くします。その質問についてよく考え、答えていくことによって、自分だけでは考えつかなかった気づきを得られることがしばしばあります。

会話例2 混乱を話して、整理してもらう

「あれも、これも、それも… いろんなことがありすぎて」
「お聞きしたことをまとめると、問題は3つのように思いますが、いかがですか」

渦中にいると、いろんなことが気になって、自分の考えをまとめるのは大変です。とにかく考えていることや思っていることを言葉にすることによって、コーチが問題や課題を整理してくれることがあります。

会話例3 考えを伝えて、さらに深掘りする

「これが、私の考えていることです」
「さらにそれを良くするためにはどうしたらいいでしょうか」

コーチは、くどいなと思うくらい、突っ込んで問いかけることがあります。自分がいま持っている考えだけでとどまらせずに、さらにそれをよいものに、レベルアップしていくためです。

会話例4 沈黙しても、受け止めてもらう

「うーん…」
「考えていいですよ、お待ちしますので」

会話の中では、沈黙も非常に重要な要素です。よく考え、よく自分の心の内を探ってみるプロセスです。いままで反射的に行動したり、発言していたことに、変化をもたらすきっかけになることがあります。

会話例5 承認してもらって安心する

「こういうできごとがありました」
「以前はできなかったのに、できるようになったのですね」

コーチは、小さな変化を見逃しません。自分自身では気づかないような成長や、行動の改善などを、承認されることがしばしばあります。安心感が与えられ、さらに取り組む意欲が湧いてきます。

会話例6 約束し、実行する

「次のセッションまでに、どういう行動を起こしますか」
「声をかける回数を多くします」

会話がその場だけで終わってしまうと、何の変化も起こりません。そうならないために、実際に起こすべき行動を考えるように促されます。自分自身との約束であり、コーチとの約束でもあります。

会話例7 フィードバックを受け、客観視する

「私にはこう見えますが、いかがですか」
「外から見ると、そう見えるのですね」

自分で気が付かないことを聞くことができます。コーチの率直で正直なフィードバックは、時には耳が痛いものですが、その価値は計り知れないものがあります。

 

以上、コーチングに特徴的な会話例をまとめました。いかがでしたか。
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ではでは、また来週。
SDG

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