ちょっと、昨日の記事まずかったんじゃないですか。
えっ。脱線は思いとどまったけど。
いや。コーチングが魔法みたいに思われている。
その誤解は、解かないといけない。
どうも、牧師さんですが、魔法のように祈りが聞かれるなんてことはありません、中澤信幸です。
昨日は、コーチングの語源から、コーチングの大切な目的について確認しました。目的地に到達するのを助けてくれるのがコーチングです。
でも、誤解しないでください。コーチングは魔法ではないんです。
今日は、その辺のところをクリアにしますね。
コーチがいても、プレーするのは選手
スポーツのことを考えてみてください。確かに、コーチは重要な役割を果たします。でも、実際にグランドに出てプレーするのは、プレーヤーです。
私のコーチ役を、鈴木イチロー君が買って出てくれたとしましょう。場面は、一打逆転の大チャンス。バッターボックスに向かうのは、紛れもなく、この私です。いくらイチロー君が名コーチでも、この場面でベンチから飛び出して「代打、オレ」ということはないのです。
それと同じように、コーチングを受けて、実際に行動を起こしていくのは、コーチングを受けている人です。コーチが目的を達成するのではありません。コーチは、コーチングを受けているあなたが実際に目的を達成するのを、助けるのが役割なのです。
コーチはすごく厳しいときもある
コーチングを受けている人をクライアントと呼びましょうね。
コーチは、クライアントが目的を達成するのを助けます。だから、クライアントがそれにふさわしく成長することを、何より大切にします。たまたま目的が達成できればいいのではなくて、いつも目的を達成できるような人になってもらいたいのです。
だから、コーチはしばしば厳しい。ほら、厳しいコーチといえば、思い浮かぶでしょう、あの人の姿が。
星一徹ですよ、巨人の星の。我が子である星飛雄馬に、大リーグボール養成ギブスをはめた、鬼のような父親です。いまなら、「虐待だ」と通報されて、児童相談所の人が飛んできます。
でも、将来のために、本当に必要なことを課したことは良かったのです。だって、飛雄馬自身が、「父ちゃん、オレは巨人の星になるんだっ!」と言っていたわけですから。あのギブスのおかげで、実際にすごい実力を身に着けたのですから。
コーチングを受けるなら覚悟が必要
目的の達成のためにコーチングを受けることにしたら、ときには厳しいこともある、と覚悟してください。自分一人では、甘えてしまって、先に進めないようなとき、厳しく次の一歩を踏み出すように後押ししてくれるのが、コーチの役割でもあるからです。成長のために必要なことを、容赦なく示してくれるのは、厳しいですが、一番あなたのためになることです。
コーチは、本気で目的地に連れて行こうとします。いろんなことを考えて、あれはどうだろうか、これはどうだろうか、と必死になります。
だから、もちろんあなたにも本気であることが求められるのです。
どのくらいコーチが本気なのか、試してみたい方は、お試しセッションをお勧めします。
このセッションはお試しなので、クライアントさんが本気じゃないからといって、怒ったりしませんから、ご安心を。
今日は、コーチングは魔法じゃないからね、というお話でした。
明日は、コーチングの対話に焦点を当てて、記事にしますね。
ではでは、また明日。
SDG
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