どうも、早起き牧師の中澤信幸です。
2017年8月9日水曜日、第133回目の放送です。
何かを習得するためには、結局、基礎的なことを繰り返し練習するのが近道なんだよね、というお話です。
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2017年8月9日水曜日、第133回目の放送、お相手は中澤信幸です。
どうやったら絵が描ける人になれるか
絵の上手な人がいます。その人に絵の描き方を聞いてみました。こういう絵を描きたいんだけれども、どうやったらうまく描けるんですか?そういう質問でした。
その人は、結構良い答えをしてくれました。ひとつの絵を描きたいだけなら、はっきり言って、写せばいい。ただし、絵を描ける人になりたいんだったら、それはちゃんと絵の描き方を勉強しないとダメだよ。
その1枚だけ描けるようになりたいというのであれば、絵の上に紙を置いてですね、そしてなぞるようにして、よく見ながら真似して完成させればいいんですね。でも、こういう絵を描きたい、こういう絵も描きたい、というふうに絵を描ける人になりたいと思ったら、その時には基本からの練習が必要だって言うんです。
基本からの練習のくりかえし
どういう練習ですか?って聞いてみたらですね。まず、円を描くこと。そして、四角を描くこと。その四角を立体的にしてみること。テーブルの上にリンゴを置いて描いてみる。手を描いてみる。人の顔を描いてみる。そんなふうにですね、自分の描きたいものから全然離れた1番最初の基本、線の一本の引き方から練習をしてみるんだっていうんです。円の描き方ひとつでも、ちゃんとそのやり方があるんだよ。四角ひとつでも、その描き方があって。
それを繰り返し練習して、できるようになりながら、そういった一つ一つを組み合わせて、実際の絵が描けるようになっていく。プロの話を聞いて、カンタンじゃないんだな、と思いました。できないことっていうのは、なかなか難しい。でもそれは基本の練習を一つ一つすることで、できるようになっていく。そうなんだなぁ、と納得しました。
きちんとできるようになりたければ
なんでも、そういう部分があると思うんですね。今は結構、多くのことが簡単にできるようになっています。例えば、料理1つでもクックパットを見ればですね、たいてい誰でもパッとできるようになりますしね。写真でも、デジタルカメラですから、オートモードを使えばボタン1つ押すだけで写真が撮れますもんね。
でも本当に美味しい料理をいつも作ろうと思ったり、本当にいい写真をいつも撮れるようになりたい思ったら、やっぱり基礎的なことから学んで、応用ができるようになって、それが自分の技術になっていく。その過程が必要になるんだろうと思っています。
本当にできることの強み
そんなことを考えてみると、私はですね。反復練習というのを繰り返しながら取得したことって、ほとんどないかなーと思ってるんです。見よう見まねで、ちょっとやったらとりあえずのことはできるようになった。これでいいや、と思ってることがたくさんあります。
でも、基礎から1つずつきちんと学びあげて、練習をして、繰り返し自分のものにしていった。そういうものっていうのはですね、人に教えられるし、安定していつもそのことができるし、応用が利くし。やっぱり、やっただけのことはありますよね。
さあ皆さんにも聞いてみたいと思います。あなたは反復練習、基本的なことからの練習、そういったものを繰り返して自分のものにしたことってありますか?
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コメント
地道に練習を繰り返すって、たしかに大事なことですよね。
私も思いつかないです。
あっ、一つだけありました。
英文タイプライターです(←かなり昭和チックですが・・・)
この文字はこの指で打つ・・・と地味に練習をしました。
ホームポジションの文字から覚えて、ブラインドタッチで早く打てるように・・・
と繰り返し練習をしました。
今は会社で英文タイプを使用することはほとんどないと思います。
でも習っておいて良かったと思っています。
ジャスミンティーさん、コメントありがとうございます。
英文のタイプライターですか、すごいですね。
あれこそ、基本的な練習が必要ですもんね。
パソコンとかだと、タイピング練習ソフトとかあって、
ゲーム感覚で楽しみながらできるんですけどね。
いやぁ、尊敬します。