0042 決めなければいけないリーダー、受け入れるメンバー

 

どうも、早起き牧師の中澤信幸です。

 

2017年3月28日火曜日、第42回めの放送です。

 

サーバント・リーダーシップの中でも、決断、判断ということについて、お話します。

 

 

[note]

2017年3月28日火曜日、第42回目の放送、お相手は中澤信幸です。

リーダーの重要な役割は判断し、決断すること

ロバート K. グリーンリーフという人が書いた、「サーバント・リーダーシップ」、緑色の本です。そこから少しずつ内容をお伝えしています。今日は、リーダーが決断するときに重要なことについてお話しをします。

この本には、リーダーシップについて書かれています。リーダーが決断するときに重要なのは、タイミングと実際に決断をしようとすることだ、と書いてありました。なかなか深いことだなぁと思います。

リーダーが直面する情報量のジレンマ

情報量のジレンマっていうことがそこに触れられていました。速やかに、いいタイミングで決断をしようと思ったら、情報が少ない。限られた情報の中で決断しなければいけない。心許ないことです。でも、たくさんの重要な情報を得ようとすればするほど、必要なタイミングから遅れてしまう。それがジレンマです。いつどのくらいのタイミングで、決断をしていくのか、それが問われます。

となると、あるときには、直感的な判断をしなければならなくなるわけです。ある程度のところで、もうこの情報で決めなければいけない、もういくら情報ばかり求めてもしょうがないし、いうような場面が出てきます。

決断を受け入れられるサーバントリーダー

その直感的な判断を、リーダーはしていくわけですけれど、その決断や判断を受け入れられる場合と、受け入れられない場合があるわけです。もう少し言い方を変えると、直感的な判断をして受け入れられる人と、直感的な判断をして受け入れられない人とがいるということです。

結局は、信頼の問題になります。日常的な行動原理が問われるというか、ですね。そういう部分がありますね。日常的に自分のために勝手な行動を選択している、ということであれば、なかなかその判断は受け入れ難いということになるでしょう。日常的にみんなのことを考え、チームのことを考え、一人一人のことを受け止めながら判断してる、そういう信頼があれば、その判断も受け入れられやすくなります。

リーダーという人は、決断をするということ1つをとってみても、それまでの積み重ねの中で受け入れられていったり、受け入れられなかったりするんだ、ということですね。心に留めておきたいことです。

あなたが考えてみて、この人にだったら決めてもらってもいいかな、もうこのことは決めてください、って言える人はどんな人ですか?そんなふうに任される人って、どんな人でしょうか?

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中澤信幸(キリスト教牧師✕ライフコーチ)

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コメント

  1. katsuさん、ありがとうございました。

    20%の部分のリスクを負えるリーダー、ステキですね。
    ダイナミックなチームの動きになる気がします。

    katsuさんは、どんなタイプなんだろう?

  2. katsu より:

    限られた情報の中で、リスクを取って即断即決できるリーダーは、チームから信頼を得ることができるのではないでしょうか。
    一般的に80/20ルールと言って、20%の労力で80%はだいたい方向性が出せるレベルの検討ができ、残りの20%を確かなものにしようとすると80%の労力が必要になると言われています。
    残りの20%をリーダーがリスクを取って意思決定するチームはより重要なことに時間を割くことができて、チーム力を最大限に発揮できると思います。