0096 自分で狭めてしまっている可能性に気づく

 

どうも、早起き牧師の中澤信幸です。

 

2017年6月19日月曜日、第96回目の放送です。

 

新しい可能性があるのに、自分でそれを狭めてしまっていることはないだろうか、ということをお話します。

 

 

[note]

2017年6月19日月曜日、第96回目の放送、お相手は中澤信幸です。100回に向けてのカウントダウンウィークになりました。

1枚の写真

先日1枚の写真を見せていただいたんですね。その写真、本当にいい写真でした。あるプロジェクトが終わって、その打ち上げをしている様子でした。

そこには、いろんな想いが、私にはありました。本当は、このプロジェクトは断念しようと思っていたんです。従来のメンバーが諸事情があって、この人もうまく関われない、この人もできないらしい、今回このプロジェクトはもう出来ないかなぁと思っていました。

ところがですね、写真を見て驚いたのは、そこに新しいメンバーがずいぶん関わっていたんです。しかも、そのひとりひとりがとっても楽しそうに、生き生きとこのグループを自分のものにしている様子がよーくわかるような写真でした。活動の様子を聞いてみると、リーダーはこう言っていました。

「彼らに本当に助けられました。すごくやる気があって、そして新鮮な思いで関わってくれて。斬新なアイディアなんかもたくさん出してくれて。新しいプロジェクトであるかのように、今まで以上に、本当に楽しくできました」

可能性を狭めてしまっていた自分

これを聞いて、プロジェクトできないかもなんて思っていた自分が、すごく恥ずかしくなりました。これまでのやり方とか、メンバーとか、そういうものにすごくとらわれていて、それ以上のことを考えられなかったなぁ、って振り返りました。今までと同じようにこのプロジェクトはやらなくてはいけない、と思ってたんですね。

でも、実際には新しいメンバーが入ることができて、すごく新鮮な思いでやってくれたことのゆえに、そのプロジェクトが新しいものになっていった。新しい可能性が開けていった、自分が可能性を狭めて、断念するって言わなくてよかったなってと思いました。自分の考えとか、思いがすごく狭い小さなものだった、と反省しました。

ビジョンや使命をきちんと掲げて

このことを考えてみるとですね、グループとかプロジェクトとか、そういうものには意味とかやることを鮮明にきちんと掲げれば、そこに惹かれる新しい人たちが起こされてくる可能性があるんですよね。確かに、今までのメンバーで、今までのことをやる、というのも大事なことです。同時に、そこに新しいメンバーが加わってくる。その発想とか、エネルギーとかを持ち込んで、新しいプロジェクトにしていくことも、とても大事ですよね。

ビジョンとか、絵空事ではない意義とか、きちんと掲げて、それに賛同する方々が集まってくる。グループの新陳代謝が生まれて行き、新しい活力が出てくる。旗色を鮮明にするっていうのかな、そういう方針をきちんと出して行くことがとても大事で、それによって加わってくる人も起こされる。

究極的に言ってしまえばですね、それを掲げてもメンバーが起こされないプロジェクトであったら、それはもしかしたら役割を終えた。もう関わる人がいないなら、なくてもいい働きだ、ということかもしれません。

自分で、これは終わりだ、と狭めてしまうのではなく、きちんと掲げることを掲げた上で、それで人々がもう関心がないとかであれば、それで終わりにするっていうことがいんでしょうね。

あなたが狭めてしまっているものは?

どうでしょう?自分のことを考えてみて、自分の仕事のことを考えてみて、自分で可能性を狭めてしまっていることってないでしょうか?これはもう終わりだなぁと勝手に思ってしまってることって、ないでしょうか?

もしかしたら、そのことの意義とか、そのことのもっている可能性とか、そういうものを改めて掘り起こして、きちんと掲げると、そこに新しいこと、新しい助けが起こってくるかもしれませんよ。今まで考えてみなかった、でもこういうのもいいなぁ、と思う現実に出会えるかもしれません。あなたが、自分で可能性を狭めてしまっていることはありませんか?

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中澤信幸(キリスト教牧師✕ライフコーチ)

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コメント

  1. ジャスミンティー より:

    1/29に始まった「あさのば」。100回まで後4回になりましたね。

    自分で狭めていることって今までたくさんありました。
    オファーをいただいたお仕事で、躊躇して断ることも多々ありました。

    怖くても初めてみたら、違う結果が出ていたかもしれませんね。
    今度こそ勇気をだして一歩踏み出してみようかな・・・。

    これからも「あさのば」楽しみにしています!!