0169 正面から出入りするような王道の生き方を

 

どうも、早起き牧師の中澤信幸です。

 

2017年10月5日木曜日、第169回目の放送です。

 

なんかもっと得するような生き方がないかなぁ、と迷っている方のためのお話しです。

 

 

[note]

2017年10月5日木曜日第169回目の放送お相手は中澤信幸です。

 

羊飼いは羊のために

毎週木曜日は、イエス・キリストが語られたたとえ話を紹介しています。今日のたとえ話は、羊と羊飼いの関係の例えです。羊というのはとても弱い存在で、自分では目が見えないんですね。導いてくれる存在を必要としています。そんな羊を導くのが羊飼いです。そのお互いの関係を例えで話しています。

羊が囲ってある、その枠のところに、門以外のところから近づくものがいます。巧みに声をかけて、羊を引き寄せて、連れ去ろうとする強盗たちです。門のところから出入りするのが、羊飼いたちですね。正面から来て、羊たちに声をかけ、羊を導いていきます。羊は羊飼いの声を知っているので、その声がかかると、そこに従っていきます。羊飼いは牧草地に彼らを導いていって、草をはませ、そしてもう一度、枠の中に連れ戻るというわけです。

 

よい羊飼いでないものに従うと

こんなふうに羊飼いというのは、羊たちのことを思って、正面から出入りして、声をかけ導いていく存在。羊もそれを知っていて、ついていく、そんな関係ですね。これは何を表しているかというと、イエス・キリストご自身が良い羊飼いである、と言ったわけなんですね。私はあなたがたを導く者である、ということです。

反対に、あなたがたを横の方からですね、うまい言葉で誘いこんで、巧みに誘惑するようなものがあるでしょう。でも、それはあなたがたのためにならないもの、あなたがたの歩みを台無しにしてしまう、強盗のようなものですよ、と言われているわけですね。

 

大切なあなたの歩みだから

このたとえ話、みなさんも自分の生き方に当てはめてもらいたいと思うんです。いろいろ迷っていたりですね、なんか毎日が普通だなぁと思っていたりするときに、横のほうから声をかけてくるようなものってありますよね。「あなただけに特別なことなんですけど」とかですね、「これさえあればもっと」とかですね。そんなふうに私たちの心を誘い込むような、おびき寄せるような、甘い誘惑があります。

そういうものに耳を貸して、自分の身を従えて行ってしまった時に、あんまりうまいことがない、そんなことが経験の中でわかってるんじゃないか、と思うんです。

本当のところ、生き方っていうのは結局王道しかない、というかね。地道に真面目にコツコツと積み重ねるもの、そういったものがちゃんと報われていくこと。正面から出入りするような王道の生き方しか、本当はないんですよね。うまいやり方で人を出し抜くなんてことは、たまにする人がいます。けれども、後で痛いしっぺ返しをくうわけで。本当のところは、きちんと正面から出入りするような王道の生き方で、自分の歩みを作っていく必要があるでしょうね。

 

あなたも王道の生き方を

そのことをみなさんにも、自分の生き方の中で考えてほしいと思うんです。決して自分の歩みを台無しにするようなものに、身を任せないで欲しいですね。正面の生き方というのは、自分でもわかるんですよね。これこそが本当はしなきゃいけないことなんだよなって。でも、そこになんとなく飽きてしまったり、希望を見出せなかったりするので、横道の誘惑が魅力的に感じるんですけど。でも、そこに従ってはいけないんですよね、やっぱり。

そこのところを皆さんがぜひ自分のこととして、とらえていただきたいと思っています。正面から出入りするような王道の生き方ですよね。そこをこ導いてくれるものに出会うことができる人は、本当に幸いだな、と思います。

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中澤信幸(キリスト教牧師✕ライフコーチ)

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