どうも、早起き牧師の中澤信幸です。
2017年10月9日月曜日、第171回目の放送です。
自分の目的をみんなにサポートしてもらって、実現していくことについて、お話しします。
Podcast: Download (Duration: 9:45 — 6.7MB)
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2017年10月9日月曜日、第171回目の放送、お相手は中澤信幸です。
周りの人からのサポートを受けて
今、アメリカからお客さん達が来日しています。この方々は、アメリカの教会から日本の教会を訪ねるというプロジェクト組んで、来てくれた人たちです。彼らに聞いてみると、どうやってきたのか、というとですね、周りの方々からサポートを集めてきた、と言うんです。
もちろん、自分でもお金を出していると思いますけれども、その他にも、まわりの方々にこういう目的で日本に行くんだ、そのことのサポートをしてくれないか、ということでお金を集めて、渡航費にあてて来てくれました。おそらく、カナダからですね、飛行機に乗ってくるその分のお金ですので、まぁ1人おそらく20万から25万ぐらい集めてきているんじゃないかなぁと思います。
自分のためだけではない
このことを聞いて、みなさんはどう思われますか?私なんかですとね、自分の旅行のお金を、人に頼んでサポートを集めてくる、いやー、そんなことはできないなぁ、と思ったりするんです。
でも、確かに、この応援されてくるっていうのは、何かいいところもあるなぁ、と思いますよね。だいたい、この目的が自分のためだけではない、と言うことが、サポート集めによって、明確になるわけです。自分のためだけではない、自分の楽しみだけではない、自分が勝手に日本に行きたいから行くのではない。仲間達から応援されて、「いってらっしゃい」「あなたが行くことに期待してますよ」という気持ちを受けて、行ってくる。それがいいなぁ、と思いますね。
自分ひとりが旅行しているという感じではなくて、背後に送り出してくれた人、報告を待っている人、その人たちと一緒に来ているような、代表とか代理で来ているような、そんな感覚も持つことができますね。そういうふうに、自分だけではない、みんなによって、という感覚を持てる旅行もいいですよね。
みんなによびかけるということ
でも、実際的にはどうでしょう。私たちだったら、たぶん自分でお金を集める。倹約して、このために貯金をして、それで行くのが多いと思います。どうしても足りなければ、近い人に頼むでわけですよね。家族に頼んだり、多くてひとりかふたり。
おそらく、この人たちは、周りの人、20人、30人、50人とお願いをして、サポートを受けて来たわけです。そういうことを考えた時に、旅行の性格づけをよほど考えないといけないですよね。
自分のためだけの目的ではいけないですね。自分の観光旅行のためだったら、こんなふうな集め方はしないと思います。やっぱり何か目的がある、自分のためだけでない目的がある、そういう旅であるからこそサポートを集めることができるわけですね。
みんなの将来のための投資
自分のためだけではない、と言うと、どういう意味かっていいますとね。ひとつは、将来の可能性に対する投資になるってことですよね。自分がこのことを経験したら、このことを身につけたら、将来役に立つ。私はこのことのために、という目的があります。今すぐこのことが何か実を結ぶわけではないかもしれないけど、このことを身につけておけば、このことを経験しておけば、必ず将来に違った形でみなさんに貢献できる、還元できるということですね。そういう可能性に対して、投資をしてもらうんだろうと思います。
この人に与えられた想い
そして、もうひとつ、何よりも自分が一生懸命になれるものですよね。私は、ぜひこれがしたいんだっていう熱意が見えてくるものだと、やっぱり人にお願いできるのかなと思います。「行っても行かなくてもいいんだけど」「お金があったら行くんだけど」だと無理ですね。どうしても行きたい、どうしてもやりたい、という熱心さが人の心を動かしていくのかな、と思います。
旅行とか、資格を身につけるための勉強なんていうのも、そういうのに値するかもしれません。そういうものを自分のために自分の費用で、というだけでなくて、周りの人のサポートを得ながら、ということでお話しました。
お互いの使命をサポートし合う関係
この番組を聴いてらっしゃる方は、人のために生きる生き方をしていらっしゃる方々が多いと思います。人のために生きることを、自分の生き方の中心に据えている方々が多いと思うんですね。そういう方々には、ぜひ人のために生きることを志す人たち同士で良い関係を築いてほしいと思っています。何かをしようと思っている人に対して、サポートしていく人が必要です。
サポートを依頼するのがはばかられる理由のひとつに、こんなことを言っても、サポートしてくれる人なんていないよな、っていう気持ちがあるんですね。でも、人のために生きようとしている人のためなら、応援してくれる人はいる、というカルチャーというか、お互いの関係を築く者たちでありたいな、と思います。
それぞれが持っているものって、そんなに多くはないと思いますが、少しずつサポートしあい、将来その人がその人を通してしようとしていることが実現していく。そういう形をね、ぜひ良い関係の中でお互いに実現し合いたいな、と思っています。この番組も、そういう意味で助けになったらうれしいです。
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