0183 決して渡ることのできない川の向こう岸

 

どうも、早起き牧師の中澤信幸です。

 

2017年10月25日水曜日、第183回目の放送です。

 

世界で一番幅の広い川の話をします。

 

 

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2017年10月25日水曜日、第183回目の放送、お相手は中澤信幸です。

 

世界で一番幅の広いアマゾン川

世界で1番幅の広い川、それは南米にあるアマゾン川だそうです。その河口ですね。海に注ぎだすところ、その幅の広さは300キロとか500キロとか、もうそんなのは川じゃないっていう話なんですけど。そんなふうに広がっていると言われています。ありえないぐらい、広い広い川ですね。

 

アマゾン川より広い「タラレバ」の川

私は、こういう話を聞いたことがあるんです。世界でいちばん川の幅が広いのは、アマゾン川ではない。その川の広さは大したことがない。いちばん広いのは「たら、れば」の川の広さだって言うんですね。

何々だったら、あぁすれば、向こう側にいたのに、と思う、そのタラレバ。しかし、残念ながらその向こう岸にいることは絶対にない。そんな大きな大きな隔たりがタラレバの向こう側にはあるんだ、という意味です。

 

絶対に渡れない仮定の川の向こう岸

願望とか、悔いとか、そういうものが心に浮かびますね。あの時こうしておけばよかったなぁ、と。そうすればもっと違ったことになっていたのに、とか。もっと早く気が付いていたら、とか。そんな悔いや、あるいはこうしたかったという願望、そういったものが私たちの心の中に深く深くいつもあります。でも、残念ながら、それはどうしても戻ってやり直すことができないものです。どうしても、その仮定の向こう側に行くことはできない話なんです。どうしてもも超えることのできない向こう岸がある。世界でいちばん幅の広い川の向こう岸なんですね。

 

現実を受け止めることから始めよう

ですから私たちはまず、仕方ないこれが現実だ、と受け止めることから始めるでしょう。これが現実だ、と受け止めることです。そして次には、鏡を自分の顔を見ながら、「こいつが問題の元凶だ、こいつが問題なんだ」と自分のことを認識することです。

そういうふうにしてからしか始まらない、これからの歩みのがある。そんなことを覚えさせられます。

もしかしたら、あなたも後悔しても後悔しきれない、今だったら話せるような、そういうことがあるかもしれませんね。心のうちにあること、あったら教えてください。後悔しても始まらないこと。あまり詳しい内容は語らなくて構いません。あなたにとって、区切りになるならば、声をかけてください。現実を受け入れ、そこから一歩一歩を始めてくださったらと思っています。

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中澤信幸(キリスト教牧師✕ライフコーチ)

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