0185 人を育てられる力をもった人材を求めて

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どうも、早起き牧師の中澤信幸です。

 

2017年10月27日金曜日、第185回目の放送です。

 

昨日のドラフト会議から、人を育てられる人材を選ぶ、というお話しをします。

 

 

[note]

2017年10月27日金曜日、第185回目の放送、お相手は中澤信幸です。

 

2017年ドラフト会議

昨日はプロ野球のドラフト会議が行われましたね。指名が競合した選手については、くじ引きが行われるということで。それで交渉権が決まるので、いくつものドラマがありますよね。

新人選手、皆さんだったらどんな基準で選びますか?よく言われるのは、即戦力なのか、それとも将来性なのか、って実力の面ですね。今すぐチームに入ってこのシーズンからでも活躍できる、そういう選手をとるのか。2年3年かけて、2軍ででも育てて、そして将来伸びてくる力を信じてとるのか。その2つどちらを優先するのか、そこにチーム作りの特色のようなものが表れて来ますね。

 

人格、という選考基準

今日は、もうひとつの基準を話したいんです。それはあまり言われることがないんですけども、結構各スカウトが重視していると言われる、人間性というこですね。同じ実力がある選手の中でも、人間性、その人の人格っていうことを結構重要視するチームが増えてきています。例えばどんなところに現れてくるかいいますと、挨拶ですとかね、練習への取り組みの仕方ですね。道具の扱い方、周りの選手たちとの関係、そういうところにですね。いろんなその人らしさっていうのが見えてきます。

野球というのはやっぱりチームスポーツですので、ひとりひとりが影響力を持つわけです。チームの中でプレーをしていて、この選手がいるとチームの雰囲気が変わる。この人がいるとチームの雰囲気が引き締まる。そういった選手をやっぱり取ってきたいわけですよね。そんなこともあって人格。スター選手になれるだけでなくてですね。いい選手、文字通りいい影響を与えられる選手を取りたいというのが、各チームの思惑のようです。

 

将来の指導者たちを育てる

言ってみれば、将来のことを考えますと、スター選手になれるというだけでなく、良い指導者にもなれる人材と言うことができるでしょうね。良いコーチになれる、いい監督になれる、チームの良いまとめ役として、将来ベテランになったときに後輩を育てられる、そういう選手ですね。そういう選手を取りたい。

 

チーム力は人を育てる力

チーム力ということを考えたときに、もちろんシーズンの中で優勝出来る出来ないという、そういう意味でのチーム力もあるんですけど。どういうふうに育てられるか、どういう人材に恵まれているか、というチーム力もあるように思います。

そういう意味で言えば、調べたことがないんですけども、同じチームからどういう指導者が出ているのか、ということを見るのは、結構興味深いことではないかと思いますよ。考えてみると、あのチームのあの年代の時一緒にやっていた人たちが、こぞって良い指導者になっているな、と思われる。そういう時期、チームがあります。おそらく、そういうときというのは、チームが本当にいい雰囲気で、そういう雰囲気を作り出すことができる選手たちが揃っていた。そういう人たちが今指導者になっていく。そういうですね、選手を作れる人を育てられる人材、それに恵まれているチームは、実力の面だけではなくて、本当にいいチームといえるでしょう。

 

今年も、どういう選手がどのチームに入っていくんでしょうか。そしてその選手たちは、将来どんな風にチームを作っていき、どんなふうに周りの選手たちと関わり、またこれからの世代の選手たちを育てていくことになるんでしょうか。そのことを見るのも、プロ野球の1つの楽しみじゃないかなと思っています。

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中澤信幸(キリスト教牧師✕ライフコーチ)

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