0351 リーダーシップを教えるために、学ばなければいけないこと

 

どうも、あなたのサーバント、中澤信幸です。

 

2018年6月25日月曜日、第351回目の放送です。

 

教えるために、まずは学ばなけれないけないことについて、お話しします。

 

 

リーダーシップをどう学ぶか?

この週末、アメリカの教会の牧師さんが来ていました。個人的にお話をする時間があて、リーダーダーシップのことについて、おしゃべりをしました。関心が似ていて、知りたいことを的確に答えてくれて、とても有意義なおしゃべりの時間でした。

リーダーシップについて、どんなふうに学びを深めていますか?とお聞きしました。リーダーシップについて学ぶのには、彼なりのプロセスがあるんだということでした。

 

学びのプロセス

まず、いつも普段から、リーダーシップについてアンテナをはっているそうです。リーダーシップに関する情報があれば、それが入ってくるように。調べる気持ち、関心をもって、情報をキャッチするアンテナをはりめぐらしているんですね。

そういう中で、実際的な、具体的な必要が生じて、このことを調べてみよう、となります。リサーチですね。本を読んだり、専門家に話を聞いたり、調べながら自分の学びを深めてい来ます。

そして、考察の段階です。普段、自分が経験していること、いま調べたこと、前に情報で得ていたことなどをまとめて、考察します。結局、こういうことなんだ、と自分なりに理解します。これが、人に教えていく内容になります。

さらに、教える内容を伝えるためにアレンジをします。相手は誰か、どんな状況か、何を求めているのか、を考えながら、効果的に伝わるようにアレンジをして提供します。

そして、もうひとつ付け加えられるのが、蓄積することです。英語では、アーカイブすると言っていました。本棚に、今までやってきたことがきちっと整理されて並んでいる、必要であればすぐ取り出して活用できる、そんなイメージだと思います。

何かを教えようとしたときに、0から新しく調べることもあります。でも、今まで教えてきたことが蓄積されているので、昔のものを引っ張り出してきて、もう一度考察とアレンジを加え直して提供することもけっこうあるらしいです。

この流れをあらためて整理してもらって、感心しました。自分もそうしているよな、ますます意識して取り組みたいな、と思わされました。

 

教えるためには、必要を学ばなければいけない

このプロセスの中で、一番重要だと思われるは、相手が、周りの人が、伝えたいと思っている人が、何を聞きたいと思ってるのか?何に困ってるのか?どんなことを知りたいのか?それを見極めることでしょう。どんなに教えたいと思っても、教える側のエゴ、こちらの押しつけになってしまうと伝わりません。

相手が必要としていることを提供する。そのために調べる、そのために学ぶ、そのためにアレンジをして提供する。教える側が、現実を教えられる必要がある。教える人が、教えられる人の現実を学ぶ必要がある。そんな面白い現象が起こっています。

 

みなさんの必要を教えてください

私は、皆さんにサーバント・リーダーシップについて、お伝えしたいと願っています。私が調べたり、学んだり、経験してきたり、私の中にあるものがお役に立つなら、惜しみなく提供します。

でも、一番重要なのは、あなたにとって意味があるか?あなたが何を知りたいと思っているのか?あなたが何に困って、悩んで、葛藤しているのか?それを私が学びたいと思うんです。

あなたがサーバント・リーダーとして、つまり人の役に立つことで影響力をもつように生きていこうとしたとき、何を知りたいと思っていますか?どんな不安を抱いていらっしゃいますか?どんな状況に直面していますか?ぜひ、お聞かせください。あなたに代わって調べ、学んだことをお伝えしていきます。

 

 

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中澤信幸(キリスト教牧師✕ライフコーチ)

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