0376 相手に伝わる感謝の伝え方

 

どうも、あなたのサーバント中澤信幸です。

 

2018年7月30日月曜日、第376回目の放送です。

 

お礼を伝えるときに心がけたいこと、お伝えします。

 

 

してあげてよかった!

先日、ある方に声をかけられました。こういう内容の本を探しているのだけれども、ということでした。「それだったら、ちょっと調べてみましょう」ということで、それにあう本を2冊、3冊選んで、貸してあげました。その後、しばらくしてから、その本を返しに来てくれました。「ありがとうございました」という言葉とともに、この本のおかげでこういう学びがありました、と伝えてくれました。私は、非常に嬉しく思ったんです。ありがとうございました、だけではなくて、それが自分にとってどんなふうに役に立ったかっていうことを伝えてくれたことが。私がしたことは、役に立ったんだな、と理解できました。

 

ありがとうの言葉に加えて

どんなふうにありがたかったのか、という部分は、おまけの情報です。ありがとうを伝える時に、どうしても伝えなくてはいけないことではありません。ありがとうという感謝の気持ちを伝えるのは、とても大事なことで、どうしてもしなければならないことです。でも、それが自分にとってどうだったか、ということまで加える必要は、必ずしもありません。

でも、そのことを伝えてもらったことが、私にとっては非常に良かったのです。してよかったな、と思える経験でした。またしてあげたいな、とも思いました。こんなふうに私のしたことが役に立つのであれば。

 

どんなふうにありがたかったのか

感謝の気持ちの伝え方が上手だったなぁ、と思います。ちょっとした心がけですね。相手に、そのことをして本当に良かったな、と思わせる、そういう感謝の仕方です。

コツは、自分にとって、どういう意味がありました、と伝えることにあります。あなたにとってそういう意味があったのなら、私もしてあげてよかった、と思えるからです。

 

おかげさまで、を加える

日本語には、このためにとても便利なことばがあります。お礼を伝えるときに、意味を加えることを促してくれます。「お陰様で」という言葉です。「ありがとうございました」と言ったら、「お陰様で…」という言葉をつけるようにしましょう。すると、そのあとに、それが何をもたらしたかを表現する必要が出てきます。

 

こんなふうに、ちょっとした心がけで、少しだけ丁寧なお礼の伝え方を考えてみてはいかがでしょうか。相手に気持ちがよく伝わります。そうすると、相手もしてあげてよかった、と思えますし、またしてあげたい、とも思うでしょう。これは、お互いにとって良いことですね。

そのことは、あなたにとってどんな意味がありましたか?

 

 

「あさのば」は、購読登録がおすすめです。

 

 

働くみんなの朝の番組「あさのば」
中澤信幸(キリスト教牧師✕ライフコーチ)

元気になれる話題、役に立つ人生の知恵、心に残る名言、格言などをお届け。一日のスタートにぴったりなインターネットの朝礼番組。

コメント

  1. ジャスミンティー より:

    具体的にお礼の内容を伝えるっていいですね。
    私もこれから意識してみます!!

    写真もやさしい感じがしていいですね~。