なぜ今サーバント・リーダーシップなのか?

フ?リント

 

どうも、中澤信幸です。

このブログを読まれている方は、サーバント・リーダーシップに関心をもっていらっしゃるようです。

どうして、今サーバント・リーダーシップに関心が集まり、サーバント・リーダーシップが求められているのか、少し考えてみました。

理由? 個人の意識が上がったから

指示する側と指示される側と明確に区別されていたときは、
「こうします」 「こうしてください」 というだけで、
すべてのことがうまくいったようです。

ところが、ひとりひとりの意識が上がった結果、
納得しないかぎり、アクションがおこらないようになりました。

なので、リーダーは筋道たてた説明だけにとどまらず、
なぜそれをするのか、という動機付けも求められるようになりました。

サーバント・リーダーは、ひとりひとりと丁寧に関わりながら、
意識の高くなった個人の能力を最大限に生かすことができるので
そういうリーダーシップが必要だと考えられているのでしょう。

理由? 社会が多様化したから

単純な社会では、能力ある人が考え、結論を出せば、
それに従うのが、まちがう可能性の少ない、手っ取り早いことでした。

ところが、社会がこれだけ多様化してしまい、複雑になった結果、
ひとりの人の考えだけでは通用しなくなってしまいました。

なので、リーダーはみんなの意見をよく聞きながら、
アイデアをまとめて調整し、最適解を導くことが求められるようになりました。

サーバント・リーダーは、自分の意見や主張から始めることをしないので、
多様化する状況に柔軟に対応できるチームを導くことができます。
これが、サーバント・リーダーシップが求められる2番めの理由です。

理由? ストーリーが必要だから

ものがなかった時代、まずしかったときには、
よいものをきちんと提供すれば、自然と高い評価が広まっていきました。

ところが、すでによいものがたくさんあふれている社会になった結果、
ただよいものというだけでは、存在が埋没するようになってしまいました。

人々は特別なストーリーを求め、その魅力をもつブランドに惹かれます。
あわせて、ブランドストーリーの中で、ヒーロー、ヒロインとしての
リーダーが求められています。

ただし、従来型のリーダーでは、もはや平凡なストーリーでしかありません。
ダイナミックなチームを生み出すサーバント・リーダーのストーリーを
人々は聞きたいと願っているのです。

 

他にも、いくつか理由があるような気がします。
あなたの考えを聞かせてください。

 

中澤信幸は、サーバント・リーダーの活躍によって、
もっと人が活かされて、参加意識の高いグループが生まれるといいな、
と夢見ています。

今週も、役に立つ記事を書くことができますように。

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