私が裏方をしているピカステ!に、新聞記者の方が取材に来てくれました。
ピカステ!は、超宗教コミュニティラジオ、と銘打って、
僧侶、イスラム教徒、キリスト教牧師の3人がパーソナリティをしている番組です。
番組ホームページはこちら 超宗教コミュニティラジオ「ピカステ!」
取材は、いつものように、
「世間の人々が宗教をどう見ているか」という話題になっていきました。
一般の人にとって、宗教は怪しく、危ない!?
お話ししている中で、気がついたことがあります。
一般の方々は、宗教者と接すると勧誘されてしまう、と感じることがあるようです。
宗教者が「あなたのために」という気持ちで接していても、
相手は「自分の宗教に勧誘するためなんでしょ」と受け止めている…
これはよろしくない、と強く思いました。
「相手のために」ということを教えるべき宗教が、
「自分のために」布教していると見られるのは、おかしなことです。
いい人の生き方を支える宗教
いい人の贈り物は、見返りを求めないものです。
ひものついていないプレゼント、針のついていないエサです。
わたしは、見返りを求めない、いい人を生み出すのが宗教であると考えます。
それが可能であるし、そうであってほしいと願っています。
宗教が見返りをもとめない生き方を実現するのは
宗教のもつ以下のような要素によってです。
- 本来の人の生き方、人間関係のあり方のモデルを示すことによって
- この世での見返りよりも大きな神からの報いがあることを保証することによって
- ふさわしく歩むことができない自分の弱さを処する術を明らかにすることによって
真の宗教が、人の生きる助け、社会をよりよくする助けになりますように。
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