0154 自分の中にある本物を欲する心に気がつくために

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どうも、早起き牧師の中澤信幸です。

 

2017年9月14日木曜日、第154回目の放送です。

 

イエス・キリストのたとえ話から、よい真珠を探し求める商人のお話しをします。

 

 

[note]

2017年9月14日木曜日、第154回目の放送、お相手は中澤信幸です。

天の御国のたとえ話

イエスキリストのたとえ話をしばらく紹介し続けてきています。15、16回したでしょうかね。このところは、天の御国について、という例え話が多くなっています。神の支配領域では、神の手の中では、ことの成り立ちとはこういうものですよ、ということを紹介する例え話です。

良い真珠を探している商人のようなもの

天の御国は、良い真珠を探している商人のようなものだ、と言われています、素晴らしい真珠を見つけることができたなら、持ち物全部を売り払って、その1個の真珠を買ってしまう、という例え話なんですね。この例え話を読みながら、「へー、そんなものなのかな」というふうに、私なんかは思いました。そんなものに全財産を売り払うか?って感じですね。

全財産を売っても手に入れるほど

それは結局、切実な必要を感じているかどうか、ということです。この商人はですね、もともと良い真珠を探していたんですね。普通の真珠ではダメで、良い真珠を探して求めて歩き回っていた。その結果、とても素晴らしい真珠を見つけたので、それを買う。何としてでも買う。全財産売り払ってでも買う、というふうになったわけですよね。必要とする人、求める人にとっては、本当にそれだけの価値があるんだと思うんです。

必要を自覚しているかどうか

例えばですよ。この前ですね、アップルが新製品の発表会をしました。今週の初めの新型の iphone が出たのではなくて、その前の発表会です。最高機種だと200万ぐらいする新しいマックが出たんですよね。200万もするコンピューターなんかいらない、って私なんか思いました。でもですね、なんとかの処理をする、ああいうことを並列でやる、今までのパワーじゃ全然足りない。そういう必要があって、欲しいと思っている人にとっては、200万だろーが、300万だろーが、その必要を満たしてくれるマシンが出てくのは、本当に嬉しいこと、求めていたことで、買うんですよね。車売り払ってでも、今までのものを全部処分して、給料前借りして、なんだかんだやって絶対に買うんですよね。どうしてかっていうと、必要だから、それを求めていたからなんです。

天の御国の価値に気がつく

天の御国というものは、求めている人、必要を自覚している人にとっては、本当に価値のあるものです。なににも代え難いものだ、そのことがこのたとえ話を読むとわかってきます。

私たちが、これを読みながら、ぜひ自分の中で問うてみたいのはですね、普段の生活だけでは満たされない何かですよ。私たちの中に、そういうものへの飢え乾きがあるのではないか。自分の中の満たされない何かがあるのではないか。そのことを本当に自分の中で突き詰めていくと、それを満たしてくれるものどこにあるのか、なんであるのか。その答えを提示しているものは、それこそ自分の人生をなげうってでも、それを手に入れなければいけない。

だから、自分の中の飢え乾きとか、必要とか、ですよね。普段の生活では、満足していて気が付かない様な、そういう小さなものに、注意を向けてみる。私の人生はこのままで良いんだろうか、そういうものにね、ぜひ敏感になってみていただきたいなと思います。

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中澤信幸(キリスト教牧師✕ライフコーチ)

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