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どうも、早起き牧師の中澤信幸です。

 

2018年5月29日火曜日、第332回目の放送です。

 

ビジョナリー・カンパニー2飛躍の法則から、ストックデールの逆説を紹介します。

 

 

ストックデールとは?

飛躍する企業の特徴として、ストックデールの逆説が挙げられています。ストックデール?そんなことは知らないなーと思われるでしょう。私も、もちろん知りませんでした。

ストックデールという人物は、ベトナム戦争で収容所に捕らえられた軍人だそうです。1965年から8年の間、非常に厳しい収容所で捕らえられた、上の立場にある軍人です。部下たちを全て指導しながら、収容所の現実を耐え抜いて来ました。

何がどうなるかわからない、それがいつ終わるのかも定かではない、いつ自分の命が終わるかもわからない、そういう中で彼は部下たちが耐えられるように努めます。隠れたコミュニケーションの手段を教えたり、生き抜くすべを教えながら、厳しい現実を乗り越えてきたわけでした。

 

厳しい現実を生き抜くのは誰か?

後に、ストックデールがインタビューをされました。「耐えられなかった人はどういう人ですか?」「それは楽観主義者だった」と答えました。意外ですね。楽観主義者の方が耐えることができたのではないか、と思います。しかし、そうではありませんでした。

なぜ?このクリスマスには必ず解放されるだろう、今度の夏には、と希望を抱けば抱くほど、その絶望が深くなっていく。その夢破れたことの大きさに耐えられなくなっていった、というのです。ただどうにかなるだろう、という楽観主義だけでは、失望に失望を重ねて、大きな傷になっていくだけ。

 

勝つという確信、困難に立ち向かう覚悟

そこで、ストックデールの逆説と言われるのです。

「どれほどの困難にぶつかっても、最後には必ず勝つという確信を失ってはならない。そして同時に、それがどんなものであれ、自分が置かれている現実の中で最も厳しい現実を直視しなければならない」

必ず最後には勝つのだという確信と、私が直面している現実の中で最も厳しい現実を想定すること、その両方を兼ね備えた者たちが、困難を乗り切ることができると言うんですね。それが困難を経るたびに強くなっていく者たちの姿でもありました。困難を乗り越えていきながら強くなっていく。必ず最後には勝つことができるのという確信と、でも今は一番厳しい現実を通らなければならないという覚悟、この二つの中で人は強くなっていくようです。

 

私たちの人生の取り組みに

私たちは、これを自分の人生の取り組みにしたいと思います。人は誰しも順風満帆な中をいつも歩むわけではありません。ひとつやふたつ、大きな困難に直面し、そのことに取り組みながら歩んでいるでしょう。私もそうです。あなたもそうでしょう。私たちはストックデールの逆説のように、必ず最後に勝利するのだという確信と、でも今はこの厳しい状況をやり切らなければいけないのだという覚悟をもって、私たちのあゆみに取り組みたいものです。あなたとあなたの歩みとが、守られ、導かれるように、心から願っています。

 

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大野キリスト教会牧師/コーチ/ポッドキャスター
About the Author
四代続くクリスチャン家系に生まれ、人の役に立つ生き方を志し、キリスト教牧師になる。 現代人の心に届く、わかりやすい聖書メッセージに定評がある。 モットーは「いつだってあなたのために」

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