0334 あなたがたは地の塩…世の光である。

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どうも、早起き牧師の中澤信幸です。

 

2018年5月31日木曜日、第334回目の放送です。

 

私たちの存在感について語ったイエス・キリストの言葉を紹介します。

 

 

もし今日、私のコピーロボットが代わりに仕事をしたら、一体どうなるでしょう?

 

私たちの存在感

先週まで、キリストの語られた八つの幸せについて、お話ししてきました。今日は、その後、私たちはどういう存在なのか、語られたことを紹介します。

イエス・キリストはこう言いました。「あなたがたは地の塩である… あなたがたは世の光である。」

 

腐敗を防ぐ塩

塩というのは、食品の保存に欠かせないものです。当時は電気の冷蔵庫などがありません。食品の保存は塩気をつけて長く持たせました。塩が塩気を失う、ということがあるんですね。機能しなくなったら、ただの粉、粒です。何の役にも立たないわけです。それを使う人もいません。ゴミとして捨てられてしまうことになるでしょう。つまり、塩といわれているのは、必要な機能、同化しない存在感を持っている姿です。

 

周囲を照らす光

光というのは、物を照らします。光を隠したりしませんし、また隠れることだってできません。やっぱり当時は電気がありませんから、全体的に夜は非常に暗いわけです。遠くに街があると、その街の灯りがよく見えます。空の月明かり、星の明かりが、非常に明るく感じられたことでしょう。そういう中で、光を照らすというのは相手のことを明るみに出すことですし、良い存在として輝くことを意味しています。

私たちは塩気のきいた大切な存在なんだ、光り輝く良い存在なんだ、とイエス・キリストは言ったわけです。

 

私たちの存在は塩、光

「クレオパトラの鼻がもう少し低かったら、世界の全表面の歴史が変わっていたに違いない」と言った人がいました。私たちの存在が塩気をなくしたり、光を隠してしまったりしたら、どうなってしまうでしょうか?全世界とまでは言いませんが、私の周辺5 M ぐらいの人たちはその影響を受けるでしょう。一緒にいつもいる人、大切な人たちがその影響を受けるのです。

ロボットが私の代わりに仕事をしてくれる、確かにそれはいいことかもしれません。私は楽でしょう。でも、それでは私が持っている存在感というのが、本当の意味では発揮されません。生身の体を持つあなたが、生きてそこにいることに意味がある。その所でなすべきことがある。その人と関わっていく中にあなたがいて、あなたが顔を合わせ、あなたが言葉を語り、あなたが手を伸ばす。あなたという存在が本当に大切なんだ。

 

私たちは、今日、地の塩、世の光として、人々の間に生きて行こうとしています。さあ、あなたは誰に対して、どんな存在でありたいと願っていますか?

 

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働くみんなの朝の番組「あさのば」
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中澤信幸(キリスト教牧師✕ライフコーチ)

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