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どれだけ祈っても、状況が変わらないことがある。子どものこと、孫のこと、心に抱えたまま何年も過ごしてきた名前がある。「この祈りは、本当に届いているのだろうか」。そう思ったことは、一度や二度ではないのではないでしょうか。
聖書箇所:詩篇99篇
「主は王である。主はケルビムの上の座につついておられ、主はシオンにおいて大いなる方。主はすべての国々の民の上に高くいます。」
「彼らは主を呼び、主は彼らに答えられた。」
「全世界の神」が、私一人に答えるということ
全世界を治める神が、私の小さな祈りに耳を傾ける。これは、考えれば考えるほど、ありえないことです。
詩篇99篇には、モーセ、アロン、サムエルという人物たちのことが出てきます。神と共に歩んだと言われる人々です。「彼らは主を呼び、主は彼らに答えられた」と書かれています。
でも、この三人は、輝かしい英雄だったわけではありません。モーセは、神に使命を与えられたとき、「私には言葉がありません」と何度も断った人です。アロンは、モーセが山に登っている間に、民に押されて金の子牛を作ってしまった人です。サムエルは、子どもたちの歩みに頭を抱えた親でもありました。
失敗を重ね、迷いを抱え、それでも神を呼んだ。その呼びかけに、神は答えた。詩篇はそう言います。
「有名人にファンレターを送っても、返事は事務所から来るものだ」という話があります。遠い存在であればあるほど、個人として関わることは難しくなる。それが普通の世界のルールです。
でも、全世界を治めるこの神は、違います。地の隅々まで収めるお方が、私一人の声に耳を傾ける。これが、詩篇99篇の伝えていることです。
地道に積み重ねることは、バカを見ない
詩篇99篇には、もう一つ大切なことが語られています。「公義と公正を固く立てられた」という言葉です。
真面目に、地道に、一つ一つ積み重ねることが報われる。それが貫かれなければ、誰もそんな生き方をしなくなってしまうと、詩篇は言います。
表立って評価されるわけではなくても、誰かがやっておかなければならないことを、静かに担い続けている。そういう日々があります。神はその一つ一つを見ておられます。「神様と共に歩みがバカを見ることがない」と、詩篇ははっきりと告げています。
誰かに気づかれなくても、神には見えています。それだけではなく、神はその歩みに答えてくださるお方です。
あなたが心に抱えている名前を、今日も神の前に置くことができます。それは届いています。全世界の神が、あなた一人の声に耳を傾けているのですから。
考えてみましょう
あなたが今、一番心に抱えている人の名前を、静かに神の前に置いてみるとしたら、どんな言葉になるでしょうか。
参考礼拝メッセージ
このメッセージの全編はこちらからどうぞ。動画はこちら

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