0126 しかたない、されど道は続く

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どうも、早起き牧師の中澤信幸です。

 

2017年7月31日月曜日、第126回目の放送です。

 

今日は、頑張ることの背中を押してくれることばを紹介します。

 

 

[note]

2017年7月31日月曜日、第126回目の放送、お相手は中澤信幸です。今日は月末の日ですね。それなのに月曜日。始まりなんだか、終わりなんだか、ちょっとよくわからない一日ですが、今日も元気よく、一日頑張っていきたいと思います。

できる限りの努力を

未来を形づくる言葉、その方が中2の時の学校の先生の言葉だそうです。母子家庭で、進路について、就職をすべきなのか、学校に進むべきなのか、迷っていたときに、その先生はこうおっしゃってくれたそうです。「貧しいのはあなたのせいじゃない。出来る限り努力をしてごらんなさい」その言葉に背中を押されて一生懸命に勉強して、県立高校に入学し、その後は中学生の勉強の面倒を見ながら、自分の高校生活を続けたそうです。自分が受験のときには、中学の受験生の面倒を見ながら、大学に進学したということでした。

この言葉を紹介してくださった方、ありがとうございました。こういう言葉は大きいですよね、背中を押されるような、そんな言葉だと思います。

現状を受け入れる

この言葉を聞きながら、2つのことを考えていました。ひとつは、現状を受け入れるということです。貧しいのはあなたのせいじゃない、という言葉の中に、その現状を受け入れなくては仕方がない、ということがありますね。状況を呪って見たからといって、現状が変わるわけではありません。本当は、あぁなのに、こうなのに、もっとこうだったら、と嘆いていても、それで何かが変わるのではない、ということです。

変えられることと、変えられないことを見分けるということがとても大事でしょう。自分の力で変えられることはなんだろうか。自分の力で変えられないことはなんだろうか。その変えられない部分については、受け入れるより仕方がないわけですね。そんなふうに消極的に仕方ないという言い方もありますし、これが自分の与えられているところなら、この中で頑張ろうと前を向くという意味でもあります。今与えられている現状が変えられないなら、受け入れて歩んでいくということです。

その中で歩む道を見つける

ふたつめに思ったことは、その中で自分ができる努力をすると言うことです。変えられないことは変えられないわけですけれども、変えられる部分があるとするならば、それを自分の側で出来る限りの努力をしていく。「貧しいのはあなたのせいじゃない。出来る限りの努力をしごらんなさい」という言葉の中に、現状を受け入れて自分なりの努力をしていくことが大切だということを教えられます。

自分が勉強して高校に進学をする、その勉強ということを生かして中学生の勉強を見ていく。そんな創造的な解決の方法ですね、よく思いついたもんだなぁと思います。諦めなければ思いつく解決方法ってあるんですよね。最初には考えてもみなかった、想像もできなかった、でもあきらめないで取り組んでいた結果、こういう方法があったか、というような創造的な解決方法に行き着くことができた。それもこれも、あきらめないで努力したことの結果です。

あなたはどうしますか

そのことを考えてみたときにどうでしょう。皆さんはご自分の生活の中に、こんな場面を思い浮かべることがありませんか?こんなはずじゃないのにな、と嘆いている自分。そんなとき、あなたはどうしようとされますか?

呪い続けて、嘆き続けて、そこに立ち止まりますか?それとも仕方ないこと、あるいは与えられていることと受け止めて、その中でできることをしながら前に進んでいきますか?その決断は、ずいぶん大きな未来の違いを生み出すように思います。あなたはどうしようと思われますか?

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中澤信幸(キリスト教牧師✕ライフコーチ)

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