0422 ビジネスの世界でも与えることは成功につながる

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どうも、あなたのサーバント中澤信幸です。

 

2018年10月2日火曜日、第422回目の放送です。

 

本当に、与えることは成功につながるのでしょうか。「ギブ・アンド・テイク」のパート1の後半の内容を紹介して、ビジネスの世界でも、与えることが成功につながるのだ、というお話をします。

 

 

大口のお客さんを獲得したピーターさん

ギブ・アンド・テイクのパート1「あなたはまだギブ・アンド・テイクで人生を決めているのか」について、先週は前半をお話しました。今週は、それに続く後半を紹介していきます。

ファイナンシャル・アドバイザーのピーターさんのエピソードが紹介されています。同僚たちが見向きもしない小口のお客さんがいました。大きな契約をすれば、それだけ儲かります。小口の契約は数だけかさんで、仕事の利益につながりません。だから、みんな嫌がるわけです。でも、ピーターさんは、そういう小口のお客さんも、こまめに丁寧に、自分のできることで、精一杯関わっていたようです。そして、ある小口のお客さんが、実は莫大な資産を持つお客さんだった、ということが起こります。結果として、ピーターさんは大きな利益を手にすることができました。

ピーターさんが、なぜ成功を手にすることができたのか。それは日々、与える生活をしていたからです。毎日毎日、誰に対してでも、与える人ギバーとして接していた結果が、この大きな結果をもたらすことになったのです。

 

どの文化でも、与えることが評価されている

世界中の文化を調査した結果も紹介されていました。ギバーとしての価値観とテイカーとしての価値観、どの国の文化で、どちらが重んじられるのかという調査です。調査した12の国で、どの国でもギバー与える人としての価値が重んじられる、ということがわかりました。追加の調査で、なんと70以上の国で、ギバーの価値観が尊ばれることも分かってきたのです。日常生活、毎日の生活、対人関係の中で、私たちは与えることの徳の高さ、そのことが持つ素晴らしさを、とても高く評価しています。

 

ビジネスの世界でもギバーが成功する

しかし、その一方で、ビジネスの世界になると、どうしても相手に利益を出し抜かれないように、競争に負けることがないように、という気持ちが働きます。なので、テイカーとして振る舞います。よくてマッチャー、公平な取引になるようにという気持ちが働くようです。

そんなビジネスの世界であっても、本当は与えることが成功につながる、というのが、この本のメッセージです。本当にそんなことが、そんなふうに起こるのだろうか?ビジネスの中でも与えることは成功に繋がるのだろうか?アダム・グラントは、いやビジネスの世界だからこそ、与えることが成功につながるのだ!その秘訣、からくりがこれから解説されます。

 

あさのばでも、ギブ・アンド・テイクの本の中身をさらに紹介していきます。お楽しみに。

 

 

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働くみんなの朝の番組「あさのば」
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中澤信幸(キリスト教牧師✕ライフコーチ)

元気になれる話題、役に立つ人生の知恵、心に残る名言、格言などをお届け。一日のスタートにぴったりなインターネットの朝礼番組。

コメント

  1. katsu より:

    「ピ ータ ーはギバ ーであるおかげで 、テイカ ーやマッチャ ーが常に逃しているチャンスを多くものにした。」
    以前、トップセールスマンから「車を売りたければ、車を売るな。お客様の信頼を得るためのことをせよ」という話を聞いたことがあります。自分にとっての優先付けをするテイカーから、お客様のとっての優先付けにchangeすることによってchanceをものにできるのだと思いました。

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