理想のリーダーのスキル(7) 相手を尊重する謙遜さ

どうも、中澤信幸です。

理想のリーダーに求められる12のスキルを紹介しています。
今日、取り上げるのは「謙遜」です。

謙遜な人というと、どんな人を思い浮かべますか。
おそらく、腰の低い人、遠慮がちな人のことを思い浮かべるのではないでしょうか。


「私なんて…」
「いえいえ、とんでもない…」
「何もできないので…」

そんなに引っ込まなくても、と思うような態度ですね。
そういう謙遜さで、いいリーダーになるとはあまり思えません。

リーダーに求められる謙遜さとは、どのようなものなのか、紹介します。

 

謙遜さは、自分を小さく考えることではない

Think Little of Myself (自分自身を小さく考える)

いきなり英語の表現です。
ごめんなさい。

自分を小さく考える。
つまり、与えられているものを小さく見積もる。
自分には価値がないからと遠慮する。
最初から、できないとあきらめて辞退する。

それでは、あなたの役割を通して実現するべきことが実現しません。チームの中での責任を果たすことができません。リーダーが及び腰になってしまっては、うまくいくものも、うまくいきません。

しかも、他人との比較になってしまった場合、さらに厄介です。

自分には何もないと卑下する。
他人に与えられているものをうらやむ。
自分以外の人が成功しないでほしいと願う。

これでは、チームがまるで機能しません。

謙遜とは、自分のことを小さく考えて消極的になったり、卑屈な精神状態になることではないのです。

 

謙遜とは自分のことをあまり考えないこと

Think Less of Myself (自分自身のことを頻繁に考えない)

またもや英語です。
ごめんなさい。

謙遜の本質は、こちらです。自分のことをあまり考えない、つまり自分以外のことをよく考える、ということです。

相手にとってどうだろうか?
チームにとってどうだろうか?
他のメンバーにとってどうだろうか?
これが謙遜な人のいつも考えていることです。

謙遜な人は積極的です。
自分にはそれなりのものが与えられている。
それを生かして、人の役に立つことができる。
自分は、今、この人のために何ができるかを考えて、取り組もう。

謙遜な人は比較の罠にはまりません。

相手の必要は何か。
協力すべきことは何か。
どうやって相手の役に立てるか。

相手のことを考えるのは、比較のためではありません。
相手の利益が一番の関心事です。

謙遜な人は、自分のことよりも、相手のことを考える人のことです。

 

謙遜な人は強い人

謙遜な人というと、ひ弱なイメージを抱きがちです。
でも、自分の小ささを卑下することなく、相手のために行動することができる人、それはとても強い人です。

芯のある人
精神的にタフな人
ぶれない人
自信のある人
信念を貫く人

謙遜な人は、自分をしっかり持っているからこそ、あまり自分自身のことを考えなくていいのですね。

 

リーダーに求められる謙遜さについて、まとめました。
どんなことを感じましたか?よろしかったら、コメント欄に書き込んでください。

ではでは、また明日。
SDG

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